表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

168/199

第166話 再戦のニュムペー1

本日更新分です。


宜しくお願い致します。


漫画が大好きなので、夢は大きく書籍化です。


感想や評価頂けたら励みになりますので宜しくお願い致します。

 なんとか敵本拠地に乗り込んだ三人。

 中は意外とシンプルな作りだ。

 一応は神なんだから、もっとこう、神々作りのイメージがあったのだけど……。


「おやおや、やっと来たのですかな? 雑魚女神さん達」


 声の主はニュムペーだった。


「その雑魚女神にやられて、逃げ帰った人がいたと思うんだけど、誰だったかな〜?」

 

 いきなりそんな挑発しないでよ。

 ここは敵の本拠地なんだから、ニュムペーやペルセポネー以外にも敵はいるはずなんだから。


「それでぇ〜、今度はぁ〜、どうやって倒されたいのぉ〜?」

 

 だかれ挑発しないでよ……。

 

「今度はお前達が倒される番だよ!! 出てこい兵士達よ!!」


 鎧姿の人が大量に部屋に入ってきた。

 

「これはヤバい感じ……、エリア様、これもう使いましょうか?」


 残っている爆薬を転送して、鎧部隊を全滅させる作成を立ててみた。


「……敵があれだけとは思えませんが、やむを得ないですね」


 エリア様からの許可が出た。


「三人共、聴こえてたよね? 今から転送するから離れてて!!」


「転送!!」


 私は残りの爆薬を鎧部隊の中央に送るように転送した。

 転送直後、爆薬は鎧部隊を巻き込み大爆発を巻き起こした。

 

「うわぁぁ!! なんだ? なんだこれは?」


 かなりの量の爆薬だったので、爆発は暫く続いた。

 爆煙も凄く大鏡には煙しか見えない。

 でも、ニュムペーのくしゃみは聴こえてくる。

 どうやらニュムペーは無事のようだ。

 ついでに倒れてくれたら楽だったんだけど。


 暫くして煙が晴れてきた。

 予定通り、鎧部隊は全滅出来たようだ。

 バラバラになって、散らばっている。

 どうやら、鎧だけで、中身のない兵士だったらしい。

 ところで、ミリン達は……。

 大鏡がミリン達を見失うはずないから、何処かにいるはずなんだけど。


「画面の端ですノゾミ様」


 則子さんの指さす方を見ると、三人が倒れている。


「えっ? まさかニュムペーが?」


 って、ニュムペーはくしゃみしまくりでそれどころじゃなさそうだ。


「ミリン!! ナナさん、レモン、大丈夫?」


 三人に声をかけた。


「……大丈夫? よくそんな言葉が言えたわね!! あんな大爆発なら事前に言ってよ!! 私達まで吹き飛んでダメージ受けたじゃない!! 何故か最後に回復したんだけどさ……」


 あっ、離れてって言ったけど、ダメージ入ったんだ……。

 でも、送った爆薬の中に回復薬があって、それが偶然ミリン達に当たったわけか……。


「えっと、運が良かったね……あは……」


「あは、じゃない!! 帰ったら覚えてなさいよ!! さて、雑魚もいなくなったし、逃げたニュムペーを倒しますか!!」


 後が怖いけど、頼もしい発言だ。


「くしゅん!! はっくしゅん!! この煙なんなのだ? くしゃみが止まらな……はくしゅん!!」


 ニュムペーはまだくしゃみをしている。


「エリア様、これは?」


「大方、マイラが胡椒入り爆薬なんてものを作ったんじゃないですかね?」


 胡椒入り爆薬って……。

 まぁ、良いか。

 とにかく、ニュムペーを倒すチャンスだ。

 三人は戦闘態勢を整えた。


 

 

お読み頂き、ありがとうございます。


「女神ノゾミにも冒険をさせてあげてください」と思ってくださった方はブックマーク登録や↓の『☆☆☆☆☆』を『★★★★★』にして頂けたら嬉しいです。



宜しくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ