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第165話 侵入敵本拠地

本日更新分です。


宜しくお願い致します。


漫画が大好きなので、夢は大きく書籍化です。


感想や評価頂けたら励みになりますので宜しくお願い致します。

「ただいま〜」


 私達は大鏡の部屋に戻ってきた。


「あっ、エリア様、いらしたのですか」


 礼儀正しい則子さんだ。


「ノゾミ様、ノリコ様の方が女神らしく思えてきました……」


「……うう、そんな事言わないで……」


 私もそう思えてきたのは言わない。


「さて、女神補佐ミリン、女神ナナ、女神レモンの最後の戦いをサポート致しましょう」


 エリア様の指示で気合いを入れ直す私達。


「ミリン、お待たせってまだ寝てるのか!!」


 疲れをとって欲しかったけど寝すぎじゃないかな?


「起きなさい!!」


「はい!!」


 エリア様が一声発しただけで、三人はすぐに目を覚ました。

 流石エリア様だ。


「皆、最後の戦いよ、気を引き締めて戦って!! それとこれを!!」


 私は爆薬を少しだけ転送した。

 全部転送すると持ち運びが出来ないからだ。


「これは?」


 爆薬って事だけ説明した。


(回復薬も入っている事は内緒にしよう)


 下手に投げるのを躊躇されても困るし。


「よし、これで準備は出来た」


 最終決戦の開幕だ!!


「それで、何処から入るの?」


「何処からって言われても……」


 こう言う場合は、警備が手薄な所から入るのが基本なんだろうけど、どこが手薄か分からないし……。


「あの、敵はいつか私達が来る事を想定してるのではないのでしょうか? なら、何処から入っても一緒だと思います。 ですから、正面から入った方が良いのではないでしょうか?」


 確かにそうだ。

 どうせ罠があるなら、正々堂々正面から乗り込んだほうが逆に安全かもしれない。


「よし、正面突破に決定!! それと、後六個の爆薬を送るから、それを投げて突入して」


 爆発で混乱した所を正面から入る。

 これが正解なのだろう。

 六個なら一人二個で丁度いいし。


 三人は転送された爆薬を持ち、入口付近にいる見張りの敵付近に投げつけた。

 瓶が割れると同時に合体魔法より派手に爆発した。


「凄い!! エリア様、これってかなり威力あるんじゃないですか?」


 エリア様に聞いてみたが、エリア様も爆発の威力に驚いているようだ。


「女神マイラはいったいどんだけ火力に特化させたのよ!!」


 エリア様の言葉が乱暴になっている。


「あっ、失礼……。とっとにかく、今です!! 三人共、突撃です!!」


 エリア様の指示で三人は入口まで走った。

 

 あの駄女神三人組が無事に帰ってこれるのかは私達にかかっているんだ。

 最終決戦決戦が今始まろうとしていた……。



 


 

お読み頂き、ありがとうございます。


「女神ノゾミにも冒険をさせてあげてください」と思ってくださった方はブックマーク登録や↓の『☆☆☆☆☆』を『★★★★★』にして頂けたら嬉しいです。



宜しくお願い致します。

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