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第162話 決意?

本日更新分です。


宜しくお願い致します。


漫画が大好きなので、夢は大きく書籍化です。


感想や評価頂けたら励みになりますので宜しくお願い致します。

 起きた三人。

 ダメージはありそうだけど、とりあえず無事でホッとした。

 

「皆、とりあえずお疲れ様!! これは私達からのプレゼント〜」


 作ったお菓子や、買ってきた物を転送した。

 転送されてきた物に、目の色を変えて飛びつく三人。

 かなりお腹が空いていたのだろう。


「おいし〜!! なにこれ、何処のケーキ?」


 ミリンが食べてるのはアンリちゃんの手作りケーキだ。

 私のは失敗ばかりでとても送れないからね。


「それは、アンリちゃんが頑張って作ったんだよ」


「マジで!! めちゃ美味しいんだけど!! それに魔力が回復していく感じがするんだけど」


 えっ?

 普通のお菓子なんだけどな?


「あっ、それは私の魔力を込めて作ったからかもです。少しでも回復出来ればと思って」


 なにこの出来る子!!

 そんな気遣い、まったく考えなかったんだけど……。


「あっ、これはあの有名店のやつじゃない?」


 それは則子さんが買ってきてくれたやつか……。


「はい、皆様がお疲れだと思い、買ってきました」


 則子さんも優秀だ。

 ん?

 えっと、つまり、失敗ばかりで役に立ってないのは私だけって事かな?

 いやいや、アイデアを出したのは私だ……。


(うん、役には立ってるはず……)


 そう言い聞かせる事にした。


「まぁ、とりあえず全ダンジョン攻略おめでとう、これで全武器も手に入れた事だし、いよいよ世界を救う時が来た!! 準備は良い?」


 改めて決意を確認しないと。

 答えは分かってるけど。


「良いわけないでしょ!!」


「そうよぉ〜」


「良いわけない!!」


「そうそう、良いわけな……、ええ、ないの?」


 てっきり、良いと答えると思っていた。

 武器も手に入り、これから敵の本拠地に行くんだから。


「さっきの戦闘見てたでしょ!! 武器があっても、私とナナさんはやられちゃったの!! 今回はレモンの武器でなんとかなったけど……。いくら武器が集まっても危険なのは危険なの!! だから良いわけないの!!」


 うっ、もっともな意見だ。

 確かに二人は武器持ちで、合体魔法まで使ったのに倒されてしまったのだ。

 しかも、これから行く場所は敵の本拠地。

 今まで以上の苦しい戦いになるだろう。

 そんな所に意気揚々と行けるわけないか……。


「超高級店での贅沢三昧と美女女神による接待をエリア様にお願い致しますが……」


 ちょっとシロ、そんな勝手な事……。

 

「さぁ!! ペルセポネーのやつを叩きのめしに行くわよ!!」


「美女女神のぉ〜、接待ぃ〜!!」


「私の占い全開で行くわよ!!」


 うわぁ〜、効果抜群だ。

 でも、エリア様が許可するのかな?

 まぁ、それは後で考えよう。

 とりあえず、やる気になってくれたんだ。


「では、ノゾミ様、号令を!!」


 なんで私?

 まぁ、やれと言われればやるけど……。


「敵はペルセポネー!! 皆の力を合わせて戦お〜!!」


 し〜ん


 なんの返事もなかった。

 どうやら、滑ったようだ。


「えっと、とにかく出発!!」


 私は慌てて誤魔化した。

 まぁ、誤魔化せてないとは思うけど、三人は出発した。

 敵の本拠地に向かって……。

お読み頂き、ありがとうございます。


「女神ノゾミにも冒険をさせてあげてください」と思ってくださった方はブックマーク登録や↓の『☆☆☆☆☆』を『★★★★★』にして頂けたら嬉しいです。



宜しくお願い致します。

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