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第152話 逃走からの次のダンジョン

本日更新分です。


宜しくお願い致します。


漫画が大好きなので、夢は大きく書籍化です。


感想や評価頂けたら励みになりますので宜しくお願い致します。

 右腕と尻尾を斬り落とされたニュムペー。


「くっ………、よくもやりあがりましたねぇ〜!!」


 かなり怒っているようだ。


「皆、気をつけて!!」


 おそらく死に物狂いで攻撃を仕掛けてくるだろう。


「こうなったら仕方ありません!!」


(なんだ? なにをするつもりだ?)


「覚えてろ〜!! この、ば〜か〜」


「「「えっ?」」」


 ニュムペーは逃走してしまった。

 

「えっと……、とりあえず助かりましたね、あはは……」


「そうみたいですね……」


 拍子抜けとはこの事だろうか。

 まさかの逃走だったからだ。


 ミリン達の様子を見ると、呆然としている。

 まぁ、三人共無事だったんだから良しだ。


「さて、敵の本拠地は確定したし、ニュムペーにも大ダメージを与えられたから、今回は勝ちよ!! 武器も強い事が分かったし、収穫が多かった」


 本拠地は予想通りの場所だったし、いくら下級神だとは言え、ニュムペーを斬り裂いた攻撃力。

 これはすごい事だ。


「さっ、迂回して次のダンジョンを目指そう!!」


 し〜ん


 しかし返事がなかった。


「あれ? どうしたの? って、なんでそんな怖い顔で睨んでるの?」


 明らかに大鏡を見ている私達に向けて睨んでいる。

 

「えっと……」


「お腹すいた、お風呂入りたい、休みたい、ベットで眠りたい〜!!!!」


 いきなりミリンが叫びだした。


「ええ!! 食べ物なら送れるけど、お風呂もベットもないわよ!! だからといって、指名手配中でしょ、貴女達は!!」


 敵に指名手配されてるのが一番問題なのだ。

 それがなければ近くに村があるみたいなんだけど。


「……ノゾミ様、一か八かそこの村に行きませんか? 三人共限界のようですよ」


「村!! 聞こえたわよ!! 今、ノリコ、村って言ったわね!!」

 

 聞こえていたのか……。


「何処!! 何処にあんのよ!!」


「村ぁ〜、美少女ぉ〜」


 ハイエナか!!

 一人以外!!

 いや、別の意味でハイエナか……。


「分かった、案内するよ……、でも、危ない目にあっても知らないからね」


 私達はミリン達を近くの村までナビゲートした。


 辿り着いたのは日も暮れかけた時だった。   

 そこは、かなりのド田舎村って雰囲気の村だった。

 それでも灯りはチラホラ点いているので人はいるようだ。


「入る前にもう一度言うからね!! 危ない目にあっても知らないから」


 私は念押しした。


「大丈夫だって、さっ、行くぞ〜!!」


 三人共凄い速さで村に入っていた。

 本当に大丈夫なのか不安しかない。 


 



お読み頂き、ありがとうございます。


「女神ノゾミにも冒険をさせてあげてください」と思ってくださった方はブックマーク登録や↓の『☆☆☆☆☆』を『★★★★★』にして頂けたら嬉しいです。



宜しくお願い致します。

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