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第145話 無駄遣いの結果

本日更新分です。


宜しくお願い致します。


漫画が大好きなので、夢は大きく書籍化です。


感想や評価頂けたら励みになりますので宜しくお願い致します。

 大扉の前で一休みする三人。

 

(時間ないって言ってたのに大丈夫なのかな?)


 でも、ボス戦前だから、休憩はしないといけないと思うし……。

 うん、考えるは止めよう。


 現場にいる三人に任せるしかないし。

 休憩を始めて10分がたった。


「さて、そろそろ行かないとヤバいかもだから行こう」


 レモンが立ち上がった。


「ねぇ〜、何があるのぉ〜」

 

 大方予想は出来るけど、確かに気になる所だ。


「どうせ大した事じゃないんでしょ」


 ミリンはまったく予想出来てないようだ。


「潮の満ち引きでダンジョンが現れたんだから、潮の満ち引きでダンジョンが閉じるって事よ」


 やっぱりか。

 つまり、早くダンジョンを攻略しないと、海の底に沈むって事だ。


「大変じゃないのぉ〜、早く倒しましょ〜」


「ここが……海に……、回れ〜右、脱出よ〜」


 ミリンが走り出した。

 しかし、ミリンの腕を掴み、レモンが逃走を阻止した。


「ダンジョン攻略しないと、女神神界に戻れないわよ!!」


「そしたらぁ〜、女の子もぉ〜、お菓子もぉ〜、なしよぉ〜」


「さぁ、さっさとボス倒すわよ!! 私の魔法があれば楽勝よ!!」


 やけに自身満々なミリンになった。


「見てよこの剣を!! 炎よ纏え!!」


 しかし何も起きなかった。


「あれ? あはは、これは失敗。天才美少女女神であるミリン様もたまには失敗もするって」


 だいたい失敗だと、いや、存在が失敗かもしれないけど……。

 って、言い過ぎか。


「炎よ纏え!!」


 やはり何も起きない。


「あの〜」


「何? アンリちゃん」


 アンリちゃんが、何が言いたいそうだ。


「ミリン様は、このダンジョンに入ってから魔法を使いまくってましたよね?」


 確かに。

 モンスターはミリンの魔法剣で倒していたので、常に発動したままだった。

 って、まさか!!


「おそらくですけど、魔法の使用限界を答えたんだと思います。私も魔法使いの端くれでしたから分かりますけど、魔素がなくなると回復するまで魔法が使えなくなるんです」


 魔素が分からないけど、おそらくゲームで言うMPみたいな物だろう。

 つまり、MP切れで魔法が使えないって事だ。


「どうすんのよ!! これからって時に!! あんたの魔法がなかったら速攻で倒すなんて、いや、こっちが倒されちゃうかもしれないでしょ」


 レモンはミリンに掴みかかっている。

 まぁ、でもそうなるよね。

 考えなしに魔法を使って、大事な所でMP切れなんだからね。


 この後のボス戦を考えたら、こうなるよね。

 ミリンの魔法なしでボス攻略だと、前の時と同じで先にアイテムを取ってからの攻略が一番良いのかな?

 どうなるにしても、大変なボス戦になりそうだ。


 

お読み頂き、ありがとうございます。


「女神ノゾミにも冒険をさせてあげてください」と思ってくださった方はブックマーク登録や↓の『☆☆☆☆☆』を『★★★★★』にして頂けたら嬉しいです。



宜しくお願い致します。

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