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第129話 下級神

本日更新分です。


宜しくお願い致します。


漫画が大好きなので、夢は大きく書籍化です。


感想や評価頂けたら励みになりますので宜しくお願い致します。

「何!! 急に男の声になった!!」


「良く分かったな!! 今見せてやるか、俺の本当の姿を!!」


 アヤメちゃんは、悪魔みたいな姿に変わってしまった。

 

「ああ……」


 ミリン達は驚いている。

 突然だ、私達も驚いている。


「改めまして自己紹介を、私はペルセポネーの様の配下、ニュムペー様だぁ〜」


 ニュムペー?

 聞いたこともない。


「シロ、則子さん、知ってる?」


 物知りのシロと則子さんに聞くのが一番。


「ニュムペーは確か、下級の神様って何処かで見た覚えが……」


「すみませんノゾミ様、私は神々の世界の知識はあまりないのです……」


 この世界では則子さんだけが頼りって事か。


「そんな事より皆さん!! 攻撃してください!!」


 則子さんがいきなり叫んだ。


「衝撃拳!!」」


 シーン


「炎よ弾けろ!!」


 シーン


「水よ荒ぶれ!!」


 シーン


 全員の魔法が発動しない。


「えっ? なんで?」


 三人が動揺している。


「なんだ? 不発か? 良く見ておけ、これが魔法というものだ〜、ダークボム!!」


 ニュムペーの手から黒い塊が放たれた。

 それは、三人の真ん中に着弾し、大爆笑を起こし、建物と一緒に三人を吹き飛ばした。


「皆、大丈夫?」


 私達は声をかけるしかできない。


「けほ、けほ……、なんとか……」


 ミリンが姿を現した。


「こっちもぉ〜、コホ、無事よぉ〜」


「痛い、痛いのよ〜!!」


 どうやら三人共無事のようだ。

 しかし、建物の外に出てしまった。

 これで、相手はニュムペーだけではなくなってしまう。

 外のゾンビ達も相手にしないといけなくなってしまう。

 もうすでにゾンビ達が集まり始めていた。


「おやおや、まだ生きていましたか。まぁ、挨拶代わりな威力でしたし当然ですかね? 魔法も使えない駄目女神達の最後は、ゾンビに食われてとなるのもなかなかの物ですね〜」


 ミリン達がどんなふうに死ぬか楽しんでいるようだ。


「ノゾミ、なんで魔法が使えないの?」


 ミリンが聞いてきたが答える事が出来なかった。


「うぅ~」


 いつの間にかゾンビに囲まれてしまった。 

 

「もうダメだ〜」


「どうせぇ〜、死ぬならぁ〜、可愛い子をぉ〜」


「自堕落な生活したかったよ〜」


 三人共諦めモードに入ってしまった。


「はぁはぁ、お待たせしました!!」


 その時、エリア様が部屋に戻ってきた。

 帰ったんじゃなかったのか。


「エリア様!!」


「任せましたよとは言いましたが、力はお貸ししますよ!!」


 エリア様は手に何かの瓶を三本持っていた。


「あの、それは?」


「これは、こうするのです!! 転移!!」


 エリア様か転移と言うと、瓶は消え、ミリン達の前に現れた。


「さぁ、それを飲んでください!! それで魔力が最大増幅され、魔法が使えるはずです!! 私がその場に入れば必要はなかったのですが、やむおえません!!」


 ミリン達はエリア様から贈り物を飲んだ。

 



お読み頂き、ありがとうございます。


「女神ノゾミにも冒険をさせてあげてください」と思ってくださった方はブックマーク登録や↓の『☆☆☆☆☆』を『★★★★★』にして頂けたら嬉しいです。



宜しくお願い致します。

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