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第123話 シメルギ

本日更新分です。


宜しくお願い致します。


漫画が大好きなので、夢は大きく書籍化です。


感想や評価頂けたら励みになりますので宜しくお願い致します。

「無事に着きましたね、さぁ、ここで着替えですよ」


「えっ? ここで?」


 ここは人気はないけど、平原で見通しが良い。

 もし、誰か来たら……。


「あの、エリア様、着替えがないんじゃ?」


 そうだ、着替えがなければ着替えられない。


「大丈夫ですよ。この世界に着いた瞬間にこの世界に適応した服を自動生成してますから、この服メーカーで」


 服メーカーって……。


「そんな物があるなら、女神神界で着替えても良かったのでは?」


「これは、その世界につかないと機能しないのですよ。さぁ、着替えましょう!!」


 うぅ、着替えるしかないのか。


「ここって、岩陰とかもないし、抵抗あるな〜、それに不安要素もあるし……」


「はぁ、はぁ、なにぃ〜、言ってるのよぉ〜」

  

 はい、不安要素来ました。


「ナナさんは、あっちで着替えてください!! って!! もう着替えてる……」


 早すぎる。

 早着替えなんてものじゃない。


「皆のぉ〜、着替えをぉ〜、手伝うのよぉ〜」

 

「麻痺!!」


「きゃ!!」


「これで安心出来ますよ」


 エリア様がナナさんに魔法をかけてくれたみたいだ。

 まったく、着替えるだけでも大変だ。


 私達はナナさんの後ろにまわって着替えた。


「こんなところかな?」


 皆の着替えが終わり、いつもの女神らしい服装から冒険者って感じの服装になった事で、異世界に来たっていう実感が湧いてきた。


「それで、これからどうするの?」


 ミリンが聞いてきている。

 

「そうですね。神達の反応はここからかなり遠い場所にありますので、歩いて行くしかないですね」


「えっと、どのくらいですか?」


 聞くのが怖い。


「そうですね、この反応だと1200キロってところですかね?」


「1200キロ!!」


 1200キロと言えば日本の半分くらいかな?

 そんな距離を歩けと?

 いくら異世界に憧れてても無理だ。


「まぁ、村等があれば良い方法を聞いてみましょう。神に支配されているといっても、魔王達だけでしょうから、人間達は協力してくれるはずです」


 なら良いんだけど。


 それから半日ほど歩いただろうか?

 やっと、古びた村みたいなのが見つかった。

 道中、ミリンとレモンが我儘ばかり言っていたが、エリア様には逆らえず歩いていた。


「やった〜、休憩出来る〜」


「お菓子〜」


 村が見えるなり、疲れているはずのミリンとレモンは走って行ってしまった。

 二人じゃないけど、私も休みたいから丁度良かった。

 私達は村に入ることにした。


 


 


 

お読み頂き、ありがとうございます。


この作品を『おもしろかった!』、『続きが気になる!』と思ってくださった方はブックマーク登録や↓の『☆☆☆☆☆』を『★★★★★』にして頂けたら嬉しいです。



よろしくお願いします!

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