第120話 観光
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「うわぁ〜、なにこれ〜!!」
アンリちゃんは感動してなのか、硬さがなくなっている。
良い事だ。
「何処から見てみようか?」
「お菓子屋!!」
「それはレモンが行きたい場所でしょ!!」
アンリちゃんが楽しめる所が良いんだから。
「お菓子屋……気になります」
アンリちゃんの目が輝いてる。
「なら、行こうか」
「やった〜」
なんか年相応な反応になってきた。
他の皆もお菓子屋で喜んでいる。
私だけだったのか、お菓子屋じゃない方が良いと思ったのは……。
評判のあるお菓子に着いた。
「なにこれ〜、こんな甘いいい匂いなんて感じた事ないよ〜」
アンリちゃんはかなりはしゃいでいる。
「珍しいお菓子とか見てきます」
則子さんもお菓子を探しに行ってしまった。
店内は広くはないのだけど、皆動きまくっている。
「私も買おうかな?」
なんか何処かで見たことあるようなお菓子ばかりだ……。
『女神菓子・当店限定』
珍しいお菓子なのか、限定って書いてあると買いたくなってくる。
さらに、横には女神アイスも限定であった。
やはり限定物は押さえないと。
「これください!!」
限定物だけ買ってしまった。
他の皆は私以上に買っているけど。
「あれ? シロは買わないの?」
シロだけが何も買っていない。
「私は大丈夫ですので、気にしないでください」
シロが良いなら良いけど。
「たまにはハメを外しても良いんじゃないかな?」
一言だけシロに伝えてみた。
「ありがとうございます」
御礼を言われるほどじゃないのだけどね。
皆の買い物も無事に終わった。
ミリンとレモンは言うまでもなく、大量のお菓子を手にしていた。
ナナさんは少しだけ買っている。
驚いたのは、則子さんも大量に買っている事だ。
「則子さん、そんなに買ってどうするんですか?」
「あっ、その懐かしく、その……」
まぁ、気持ちは分かるけど。
アンリちゃんは、どれを買ったら良いのか分からなかったのか、ポテチ等、無難な所を買っていた。
「よし、次に行こうか」
私達は前に行った女神モールに向かった。
着いた瞬間にシロ、則子さん、アンリちゃん以外の人は、各自の買い物に散らばっていった。
「……私達も行こうか?」
「「はい」」
その後、女神モールの中にあるゲームセンターや軽食屋、本屋、服屋、アクセサリー屋等、いろいろな所をまわって、皆と合流した。
かなり楽しかったらしく、則子さんとアンリちゃんは満足していた。
それから先は車を用意して、女神神界の中をドライブし、家に戻ってきたのだった。
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