第119話 七級女神
本日更新分です。
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「さて女神ノゾミ、二人の件で遅れてしまいましたが、ペコメラの世界の導きお疲れ様でした。こんなにも早く救ってくれるとは思っていませんでした」
それは私の力ではないのですが。
「分かっていますよ。女神補佐ノリコと女神補佐アンリが頑張ってくれたからと言う事は。でもですね、貴女が担当ではなかったら救われていなかったかかもしれません」
そうなのかな?
他の女神様でも大丈夫だと思うけど。
「そうですよ。ノゾミ様だったからこそ、私達は魔王を倒せたんですから!!」
則子さんそう言われると実感が持てた。
「そうなら嬉しいかな」
照れくさかった。
「それで、女神ノゾミを七級女神に昇格になります。七級女神の特典はこの紙に書いてありますので、後でみてください!! 七級からはいろいろありますからね」
世界を救ったから等級が上がったのか。
なら、また別の世界の担当になるのか。
いつもの流れならそうなるだろう。
「今度は何処の世界ですか?」
どうせ担当になるならこっちから聞いてみた。
「……その事なのですが、女神ノゾミ!!
暫く待機していてください」
「待機ですか?」
何もしなくて良いって事?
ミリンやレモンなら喜ぶと思うけど。
「はい!! 先日の女神神界に現れた魔王軍の件でもう少し調べたいのです。おそらく女神神界全土を巻き込んだ大事になる気がしてならないのです」
そんな大事になるのか。
まぁ、魔王軍がこの世界に来たのだから仕方ないけど。
「私の感なのですが、神界が関わってると思います」
「神界?」
なんだっけ?
何処かで聞いたような気がするけど。
「神界とは、この女神神界と対になっている世界です。女神神界は女神しかおりませんが、神界は神しかいないのです」
えっと、確か男しかいない世界だったかな?
少し思い出してきた。
「神界は、けがわらしい男共の世界です。もしもこの件に神界が関わっているなら、かなり大変な事になるでしょう」
大変な事?
どうなるんだろう?
「女神ノゾミ、女神補佐ミリン、女神ナナ、女神レモン、お世話妖精シロ、五人は新人二人に女神神界の案内等をしていてください。おそらく近々忙しくなると思いますので……」
そう言ってエリア様は帰って行った。
「案内って言われても……」
「あの〜、アンリちゃんが町を見たいって言ってるので、町を案内してもらえますか?」
町?
ああ、アンリちゃんは異世界出身だから、ここの町並みが珍しいのか。
「分かった、なら皆で行ってみようか」
私達は女神シティに向かうことにした。
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