第113話 女神様達の前夜祭
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「まさか、あんなに簡単に魔王軍の幹部をたおしちゃうなんてねぇ〜」
意見交換会と言うなのいつもの女子会。
お菓子とジュースを用意しての、いつもの集まりである。
まぁ、皆同じ家に住んでるんだから必要ない会なんだけど……。
「そうだねぇ〜、則子さんもぉ〜、食べちゃいたいよねぇ〜」
うん、ナナさんとは話しが噛み合ってない。
「則子さんも凄いけど、一番凄いのはこの私よね!!」
レモンが自信満々に言った。
「まぁ、ピンポイントでモンスターを当てたし、流石レモンの占いだよ!!」
今までは出来なかった事が出来るのは凄い。
おかげでモンスター図鑑で調べる事が出来たんだから。
まぁ、則子さんにはあまり関係なかったけど。
あの落とし穴はエグい。
ピンポイント落とし穴も可能になったみたいだし、風魔法の効果で擬似ブラックホールみたいな感じになってるし、あれは剣聖じゃなくて罠師だ。
「流石私よね!! もっと褒めなさい!!」
レモンはかなり調子に乗ってるけど、実際凄い事なのだから今日くらいは褒めよう。
「いやいや、ここはモンスターだと見破ったこの私の洞察力でしょ」
横からミリンもしゃしゃりでてきた。
確かにミリンも凄かった。
「ミリンも一発で見破ったものね!!」
違和感をきっかけに一発で見抜いたのは凄い事だ。
「ふっふっふ!! この私の偉大さが分かったか!!」
調子に乗ってるけど、一番最初に違和感に気がついたの私なんだけどな……。
その事には誰もふれないんだ……。
「いやいやぁ〜、ノゾミちゃんもぉ〜、気がついたんだからぁ〜、凄いのよぉ〜」
「ナッナナさん……」
ナナさんはちゃんとふれてくれた。
「私にぃ〜、抱きついてもぉ〜、良いのよぉ〜!!」
「いや、それは遠慮しときます」
それとこれとは話しが違う。
「ん〜、来てもぉ〜、良いのにぃ〜」
ナナさんは残念そうだ。
「さてさて、明日からノゾミの担当転生者が魔王に挑みます、なので景気づけにぱぁ〜って騒ぎましょ〜!!」
いきなり宴会の開始合図がされた。
まだまだ、皆の知恵を借りて対策したいんだけど、宴会モードになった皆を止めるのは無理だ。
シロなら止められるかもだけど、エリア様が気になるとかで女子会に参加しないで行っちゃうし……。
こうなったら仕方ない。
奥義・後は野となれ山となれ作戦だ!!
つまり騒ごうって事。
そのバカ騒ぎは朝まで続いた。
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