第108話 女神神界の危機なのかな?
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「やった〜」
なんとかミギョウを倒し喜ぶ皆。
しかし、エリア様だけは難しい顔をしている。
「どうしたんですか? 敵は倒したので良いんじゃないでしょうか?」
「これで二回目ですよね。異世界の魔王達に私達、女神の存在を伝え、こちらに来れるようにしている者がいるとしか思えません」
そんなまさか……。
エリア様の想像は女神神界の危機につながる事だ。
もしそうだとしたら、全女神を巻き込む大惨事になるかもしれない。
「女神ノゾミ、私は戻っていろいろと調べてみたい事があります。女神ノゾミ、それとお世話妖精のシロさんは則子さんのサポートをし、あの世界を救ってください。女神レモン、女神ナナ、女神補佐ミリン、あなた達も女神ノゾミのサポートをお願いしますよ」
全員が返事をしたのを確認してから、エリア様は戻っていった。
「ねぇ、さっきエリア様が言ってたような危機が起こると思う?」
「どうだろう? でも、お菓子を潰す人は許さない!!」
ミリンの原動力はお菓子か……。
「私も許さない。めっためたにしてやんよ!!」
レモンもやる気出してる。
でもきっと理由は……。
「うん、女神神界の平和を守らないと」
理由を聞くためにあえて言ってみた。
「? 私の自堕落ライフを守る為に戦うんだよ。女神神界の平和は次の次の次くらいかな? 自堕落な生活、お菓子、皆との生活、女神神界の平和って感じ」
予想通りの自堕落だったけど、皆との生活って言うのが少し嬉しかった。
「私はぁ〜、やっぱりぃ〜」
「あっ、ナナさんは良いです!!」
予想がつきすぎるから黙ってもらおう。
「まぁ、理由はそれぞれ違うけど、もしエリア様が言ってたような危機が迫っているなら全力で戦おう!!」
「「「「お〜」」」」
全員が団結した瞬間だった。
さて、こっちは一段落したから則子さんの方を確認しないと。
流石に罠の事はバレていると思うから、厳し戦いになるだろうけど、女神神界もこんな状況なので、少しでも早く魔王を倒して貰わないと。
また送り込まれたらヤバいから。
「皆、これからペコメラの世界を救う為に則子さんのサポートをしていくんだけど、私のサポートは改めて皆にお願いします」
私は頭を下げた。
「お菓子くれるなら」
「自堕落な合間でよければ」
「一緒にぃ〜寝てくれるならぁ〜」
一人ヤバいのが入ってる気がするけど、それの対策は後でするとして、則子さんのサポートを再び開始だ!!
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