第106話 二度目の戦い1
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外には10メートルはあるだろうか、巨大なモンスターが暴れていた。
でもなぜだろう。
見たことあるような姿だ。
そう元の世界でテレビでみたゴ◯◯のようだ。
火も吐いてるし。
「あの方向はマズいですね」
現れたばかりなのか、今いる周辺にはなにもない。
しかし、向かっている方向がマズい。
向かう先には町があるからだ。
「このままだとお菓子が全滅しちゃう!! バハ……、いやエリア様、ノゾミ、皆、行くよ!!」
動機が不純だ。
お菓子の為に戦うのか。
でも、倒さないと。
再び女神神界での戦いが始まる。
「ぐぎゃぁぁお!!」
地響きを鳴らしながら歩いていくモンスター。
「皆さん、ここを戦闘区域に指定しました。そして、女神ノゾミ」
「はい」
「あなたは以前よりも等級が上がっています。さらになる力を使えるでしょう。期待してますよ」
私のさらなる力……。
そう言われた瞬間、頭に魔法名が浮かんできた。
(エリアヒール)
その名の通り、指定エリア内の指定した全ての者にヒールする力のようだ。
「まずはエリアウォール!!」
エリア様が魔法を放った。
見えない壁を周囲に貼る魔法だ。
これで、なかでどんなに暴れても外に気が付かれる事はない。
壁が破られるまでは。
「皆さん、攻撃をしてください、シロさんは補助を!!」
「「「「「はい!!」」」」」
「エリアマジック!! 魔力よ上がれ!!」
シロが全員に補助魔法をかけてくれた。
シロも私の等級が上がった事で恩恵を受けているようだ。
「衝撃拳!!」」
「炎よ弾けろ!!」
「水よ荒ぶれ!!」
ミリン、レモン、ナナさんの魔法が放たれた。
しかし、強化されているのにまったくダメージになっていないようだ。
「うそ!!」
「ん? 今のくすぐったいのはお前等か? そうか、お前達が魔王様とあの方が言っていた女神だな!! ちょうどよい、我は魔王軍水のスイキ様の配下、ミギョウ様よ!! この世界を貰いに来たぜ!!」
幹部じゃないんだ。
「答えなさい!! なぜこの女神神界にやって来れたのかと、この女神神界の事をどうやって知ったのかを!!」
それを知りたいところだ。
「くっくっくっ、答えるわけがなかろう!! それにそれを知っても無駄な事だ、なぜならお前達は死ぬからだぁぁ!!」
いきなり炎を吐いてきた。
「あつ!!」
なんとかかわしたが、かなりの高熱で避けても熱い。
こんなのと戦うの?
正直、フユコさんと戦った方がましだと思ってしまった。
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