表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

107/199

第105話 緊急事態

本日更新分です。


宜しくお願い致します。


漫画が大好きなので、夢は大きく書籍化です。


感想や評価頂けたら励みになりますので宜しくお願い致します。

 魔王軍の幹部も倒せたし、これで罠が幹部にも通用する事が証明された。

 則子さんも、もっと自信をつけてくれたら良いんだけど。


「さて、今日はこれで終わりにします。エリア様はどうしますか?」


「そうですね……、もうしばらく泊まっていきます。気になる事がありますので……。後、ミリンにお話もあるので」


 あ〜、その話は二人の時にゆっくりとどうぞ。

 

「ねぇ、通信切れてなくない?」


 レモンが大鏡を見て言った。


「そんなはずはありません!! 私がしっかりと切断しました!!」


 シロが言うんだから間違いないと思うんだけど、実際には確かに何か映っている。

 でも、則子さんの姿じゃない。


「皆さん!! 嫌な予感がします!! 気を付けて!!」


 少しづつ、大鏡に映った物が鮮明になっていく。

 どうやら、何処かの部屋みたいだ。

 いや、部屋と言うより広間?


 しかし悪趣味な部屋だ。

 まるで魔王城みたい……な……。


「ここ魔王城じゃない!!」


 ミリンが叫んだ。


「まさか、なんで魔王城が映るのよ、則子さんが映るのが普通でしょ。きっと、今則子さんがいる場所だよ」


 そう、則子さんの周辺しか映らないのだから魔王城なわけがない。


 ザッザザー、ザッザザー!!


「聴こえるか!! 腐りきった女神共」


「なにこの声!!」


 どうやら、エリア様の嫌な予感は的中したらしい。


「我軍の幹部である土のモグオが倒された事でお前達の居場所が掴めたのだ!! モグオの最後の力でな!!」

 

 モグオに特定されてたのか。

 もっと警戒させておくんだった。


「いやいや、どんなに警戒されていても無駄だ!! 死と引き換えにサーチする強力なものだ!! 逃れる隙はないわ!!」


「そんな事より姿を見せなさい!!」


 エリア様は姿を見せるように言った。

 声だけで姿が見えないから不安なのかな?

 まぁ、不気味ではあるけど。


「おっと、失礼……」


 椅子に座ってる、ガタイが良く、見るからに強そうで魔王って感じのやつが映った。

 

「あなたは?」


「私は魔王ゲンシ!! 以後お見知りおきを、まぁ、そう言ってもすぐにお別れですがね?」


 お別れ?

 どういう事だろう?


「ゲンシとやら、答えないさい!! どうやって我々の事を知ったのですか!! そして、どうしてこのシステムに割り込んだのかを!!」


「くっくっくっ、答える必要はない!! さて、時間のようだ!! ショータイムをリアルタイムで見れないのが残念だが、君達も楽しんでくれたまえ、では!!」


 魔王がそう言うと通信は完全に切れた。


「エリア様、どういう事でしょうか?」


「おそらく……」


 ドカーン!!


「なに?」


 外で爆発が起こったようだ。

 



 

 

お読み頂き、ありがとうございます。


この作品を『おもしろかった!』、『続きが気になる!』と思ってくださった方はブックマーク登録や↓の『☆☆☆☆☆』を『★★★★★』にして頂けたら嬉しいです。



よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ