第100話 最悪な☓☓☓1
本日更新分です。
すみません、更新内容間違えてました。
申し訳ございません。
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「ん……んん〜!!」
(よく寝た。でも寝る前に何かあったような……)
手になにかが当たった。
これは……。
「ナッナナさん!!」
そうだった。
寝る前にナナさんが襲ってきたんだった。
とりあえず自分の身体をチェックしないと。
……大丈夫そうかな?
「ナナさん、ナナさん、起きてください」
「ノゾミちゃぁ〜ん、気持ち良いわぁ〜、ムニャムニャ」
(どんな夢を見てるんだ、どんな夢を!!)
夢の内容が気になるけど、怖い。
とにかく……。
「起きろ〜!!」
ナナさんの掛け布団を剥ぎ取った。
さらにエアコンの温度を下げてっと……。
女神神界のエアコンは氷魔法を応用して作ってあるようだ。
その為、私が知ってるエアコンと違って、すぐに温度が下がる。
(とっ、このままだと私も寒いから……)
剥ぎ取った掛け布団を包んでっと……。
よし!!
「…………寒!!」
ナナさんがやっと目を覚ました。
「おはようナナさん!! いったい私に何をしたんですか?」
笑顔で質問してみた。
「ただぁ〜、抱き枕にしただけよぉ〜」
「するな〜!!」
まぁ、抱き枕くらいですんで良かったけど。
「まぁ、起きたんですから出てってください、着替えますから」
「遠慮しなくて良いのよぉ〜、一緒に着替えましょ〜、なんならぁ〜、着替えさせてあげるわぁ〜」
「ナナ様!! ご退室です!!」
シロがやってきて、ナナさんを連れて行った。
良かった、これで着替えられる。
私は着替えて、ミリンとレモンがいるだろう、リビングに向かった。
理由は二人がいる場所にはお菓子ありだからだ。
「ふぁ、ノフォミ〜、フファヨォ〜」
「口の中の物を無くしてから喋って!!」
ゴクン
「ノゾミ、おはよう〜」
ミリンは言い直した。
「あれ? レモンは?」
いると思ったレモンがいない。
「レモンなら、キッチンよ」
キッチン?
なんであそこに?
レモンが料理する所なんて見たことないのよ。
「なにしてるのか知ってる?」
「なんか、どうしても食べたい物があるらしく、それは取り寄せ出来ないみたいだから、レシピだけ調べて自作するらしいよ」
つまり、レモンは自分の欲の為に料理をしているのか……。
大丈夫なのかな?
様子を見に行くか……。
でも、怖いから……。
「ミリン、様子を見に行きたいから一緒に来て」
ミリンも道連れにして行こう。
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