乳児期4
父と母は、イチャイチャしながら長旅の話をしている。
家族ってこんな感じなんだなぁ
なんか、ほっこりする。
さて、それはそれ。これはこれ。である。
次の議題だ。
今までの世界とは違うと仮定してみよう。
さっき、父が言っていた。
魔物、ダンジョンと言う、現実離れしたキーワード。
と、言う事は
小説やゲームでは、魔法とかスキルなどがあり、主人公は、特別な能力があったりの可能性が高まってきた。
とりあえず、力んでみた。
何も起きない。
とりあえず、一点集中してみた。
何も起きない。
うむ。保留だ。どうやら、まだ力が目覚めていないようだ。
そして、産まれてから1年が経過した。
もちろん、力は目覚めていない。
知識だけの力で、今後の方向性を決めていかないといけないのか?などと、考えていると
「レーンちゃーん、母ですよー。」
母が朝1番に部屋に入ってきた。
「さて、そろそろ魔力に馴染んでいきましょうねー。」
ふむ。どうやら、魔法を使うには魔力が必要で、魔力を認識しないといけないようだ。
その手順とは‥
絶対違うだろっ。母上よ。
激しく抱きしめられて、スリスリさせられて、お腹に口を当ててオナラのような音を連発している。
しかし、電気のようなものが体の中を駆け巡っていることが判る。
これが、これが魔力かっ!
母上、もう理解したから!その悪魔的な3段技を辞めてくださいっ!気が散る!
これ、手から手でもいいはずなのに‥
母がしばらく3段技を繰り出した後、
「今日は、ここまでねっ。また、来週しましょうねー。」
と、言って去っていった。
その後、体に残っている僅かな魔力を探して身体中を巡らせる訓練を始めた。
魔力も、筋肉と一緒で鍛える事が出来るのか?量は、増やす事が出来るのか?などを思考し、巡らせることで認識し、認識した事で意思で大きくしたりなどを試してみる。
はい。1分も経たずに、疲れて眠りにつきました。
約半年間、起きては、魔力を探して大きくする事を繰り返していると
2時間くらいは大きくしたまま維持することが出来るようになった。
結果、魔力は増やせることが判明した。
まだ、歩く事は出来ないので、とりあえず魔力操作を日課にしながらメイドや、父、母の会話を拾い知識を増やしていく。




