少年期4
すごく分厚い魔法の本。
気になる中身は‥
属性について、発動の方法について、代表的な魔法
魔力応用について、魔法力の向上について、未知なる魔法について などなど
「おぉ。入門編でこのボリュームとは‥」
自分ができる事、知ってる事もあるけど新しい情報もあるかもしれないからじっくりと読み始める。
「属性とか、魔法力の向上は大丈夫かな‥」
属性には、上位の属性もあるのね。
魔力の制御がポイントね。っと
「メモメモっと」
発動方法は‥
「え?詠唱なのっ?自分、詠唱した事ないけど‥」
詠唱文を深く理解し、想像力を働かせながら詠唱することがポイントって‥
これは、保留だな‥。それに気をつけないとトラブルに巻き込まれる可能性すらある。
代表的な魔法は‥っと
ふむふむ
使用者のイメージで変わるが 飛ばすイメージで ボール系やアロー系などがある。また、想像力次第では、誰も使えないような新しい系統を発動させることもできる。
「これは、いいね。つまり、今まで魔法を飛ばせ無かったのは系統の理解力が足りなかった訳だ。あとで試してみよう。」
魔法力の向上 まだ、判明していないが人には限界点がある可能性が高い。また、赤子に1度魔力の循環を施すと魔法力が向上されるとも言われている。
また、魔力枯渇を起こすと動けなくなったり、体調不良になったりと様々な状態に陥りやすくなるため、枯渇しないよう立ち回る事を推奨する。
「あ〜。まだ動けない時に、すぐ寝てしまった原因は枯渇だったのか‥。でも継続していたら魔力が増えていたんだけどな‥」
魔力の応用について
近年 魔技師という職業がある。魔法を留めて魔力を感知して動作する道具や武具を作る職業。
「これだっ!」
まさに、産業改革。
この項目は、全部 丸写しだなっ
「メモメモっと‥」
相性のいい物を媒体とする。
「魔法を留める。媒体を探す。」
最優先事項が決まった瞬間だった。
未知の魔法
悪魔の使う召喚魔法や、神々の奇跡的な魔法、遺伝的に使うことのできる血統魔法など 属性に入らない魔法も存在が確認されている。
「つまり、もしかしたら他にも未知の魔法がこの世にはあるかもしれないって事か‥」
魔法に関しての本をなんとか読み切り、写すところを写し終わると、すでに日が落ち始めていたので、
「今日はここまでだなっ」
と、書斎を後にした。
廊下に出ると マーサに、食事の準備が出来たことを伝えられ、そのまま食堂へ向かう。
ジークは、現在 自領の村々を巡回中のため 家にはいない。
サーラは、すでに席に座って待っていた。
「母様、明日も書斎を使って宜しいでしょうか?」
サーラは、ニコニコしながら
「えぇ、いいわよ。家庭教師もジークが戻ったら相談しましょうね。」
うげっ
家庭教師のこと、忘れてた‥




