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序章1
目が覚めると、まわりは真っ暗だった。
身体も動かない。それだけではない、声すら出ない。
なぜ?
不安だ。でも、身体が痛いわけではない。
考える事しか出来ない。
ある意味、暇でもある。
覚えている最後の記憶はなんだっけ?
あー。仕事をしていたね。確か‥
それで、取締役が勤務視察で巡回してて、
課長がいいところを見せようと慣れない事をして、パソコンがフリーズしていたな。
それで、課長が言っていたなぁ
「二見くん、コンセント抜き差ししてくれないか」
「わかりました。課長。」
その時、コンセントコードに足を引っ掛けて
うん。転んだ。
その後は、ビリってしてから、そこから記憶がないなぁ。
うーん。暇だ。そして眠い。
記憶を放置して、眠りに入る。
久しぶりにゆっくり眠れそうだなぁ‥‥




