真相?
みんなは何もなかったのかな?
僕たちは何もなかったから武器を持ってた意味なかったんだけど。
すでに終わったシュナイダー、マオに聞いてみる。
「どうだった?」
「「聞かないでくれ」ヨ」
んん?
アカリと二人で不思議がる。
なんなんだろうね。
あ、ちょうど僕たちの後ろの組、グレートとエヴァが来た。
「どうだった?僕たちはなにもなかったんだけど??」
「「恐ろしい」」
ますますわからない。
その後、ヤマト、フラン組、キャンベラ、マイケル組が帰ってきたけど、みんな顔がひきつったり青ざめていた。
「みんな一体どうしたのさ?」
「なにがあったんですか?」
「、、、君たちは見てないのか?」
え?
「なにを?」
自然の美しさならたくさん見れて満足だったけど。
「あの光景を恐ろしいとは思わなかったのか?」
「「??」」
僕とアカリはさらに首を傾げる。
「見なくて済んだのかぃ?ありえないだろぅ?!
あの大量の墓標と霊達を!!」
「そんなのどこにあった?」
「高台にあったじゃないか!」
「あった?」
「いえ」
あっけらかんとした僕らにみんなが絶句していた。
そう、たしかに高台には彼らの言うものがあった。
ケンがアカリに手を差し出し、二人が足元を気にしながら歩くという状況にならなければ、「それら」は必ず見えていたはずだ。
なぜなら高台の崖壁は見える全て墓標だったのだから。
それを見ずに終わったのはあの雰囲気に当てられた2人の幸運かはたまた、、。