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まだはもう、もうはまだ

一歩、、?

なんだろう、、、


『いいか、ここはまだ慎重にいけ。残りの体力を考えれば無茶をするところじゃない!』


たしかにそうだ、実際ここは様子見するしかない。

大丈夫、[レイテツ]で感情は抑えられてる。

クールに、、。

チャンスを待って、しっかりそれまではしのぐ。そしてチャンスを逃さずに一気に捉える、勝つにはこれしかない!



「、、、どうやら、ダメそうだな」


「えっ?」


「お前はおそらく今のままではこれ以上強くはなれん。肉体的な強さはトレーニングで鍛えることが出来るがそれもいずれ限界がくる。


俺の言っていることが理解できてないだろうと言うことがその様子から見て取れる。


だからあと2発攻撃を仕掛ける、チャンスはそれだけだ。


、、いくぞ、、!!」



なにが、何がダメなんだ!

勝てる戦い方を徹底的にやる。

弱い僕なりの戦略、これでいいじゃないか。


グッ、、!


一撃を防ぐ。

あともう一撃で終わる。

『カウンターだ、カウンターを全力で入れて勝つ、それしかない!』

そうだね、それしかないと思う。

でも先生はそれじゃダメと見透かしていたようだった、つまり他に選択肢があるってこと。

僕が見落としている、もしくは気づいてない、または排除してしまっている選択肢、、


「、、っ!」

まさか、、!

『バカな!「それ」がこの試験の答えだと?バカバカしい!』

でもそれしか考えられない。


ラストチャンスなんだ、ここでやるしかないよ。

『ちっ、、一蓮托生だからな、やるしかないか』

よし、、!いくぞ、、!!



〜ティーチ〜


、、ほぅ

目付きが変わったな。

気づいたか?

それもこの一撃でわかる。

やつが未來を掴めるかどうか、が。

《地獄帰り》なんて二つ名をつけられたあいつのこれからのために「答え」があるかどうか、、。

それを見定めないとな。

教師は嫌われ仕事だな、まあそれも承知の上だ。

さあ、最後の一撃いくぞ!!


はああああっ!!


ケンに最後の攻撃をする、さあどうで、、


「『だあああああー!!!!』」


!!見つけたか、「答え」を!

ケンが攻撃が届く前に仕掛けてくる、ステップとフットワークを使って距離を取る、、が!

さらに追い討ちをかけるべく接近して、、


はああああっ!!

バキィ、、、ッ!!!


防御した剣ごとガントレットが俺の身体に連続攻撃を入れてくる、、ラッシュの雨だ、、これは、、参ったな 、意識、が、、、。


ドサッ、、。


はあ、はあ、、っはあはあ、、、

ケンが息切れして肩で呼吸をしている。


「ふ、、、は、、いい攻撃だった。

合格だ。

答えが出たようだな?」


「はい。


答えのヒントは、先生がくれた「一歩」。


つまり、受け身にならず攻める姿勢を表すこと。


ですよね?」


「正解だ。


お前は勝ちを意識しすぎていて受け身になりすぎていた。もっと自分の可能性を信じてみろ?そしてそのためにメリハリをつけろ。行けるときは徹底的に、だけじゃない。油断をしてはならない引き際もしっかり考えてやることだ。だから最後のは良かったぞ。

よくやったな」

先生がぼろぼろになりながら、総評してくれる。

「自分の可能性、、か」


『まだはもう、もうはまだ、だな。たしかに受け身になりすぎていて縮こまりすぎていたな。オレのせいだ』

リスクと強くなるため、いろいろなチャレンジをしていこう、そう改めて思えた試験だった。

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