課題
これで最後。
試合の3人、そしてギャラリー皆が息を飲む。
どうなるのか、決着が予想つかない。
だからこそ注目してしまう。
、、、っ!
リゾートが仕掛ける!
今までより、さらにさらに速く加速して、、消えた!
2人の眼前で消えた、ここでスキルを使ったのか?!
そして背後から襲い掛かる、手刀が鋭く二人の意識を刈り取ろうとしたその時!
ギィィン!!
ヤマトが手刀を防ぐ!
「!!!」
死角からの攻撃なのになぜ防がれたのか、リゾートは困惑した。
視角内でなければ防げないはず、なぜ、、?
「今だ!やれ!」
「はああああ!!」
がら空きになった胴に
[反逆者]を発動させたキャンベラが鋭い突きを何度も繰り出す。
ドドドドドド!
「 ぐっ、、くはあ!」
リゾートの腰が折れ膝をつく。
「見事です、、文句なしの合格ですよ」
ニコリと痛む腹を手で抑え、ゆっくり立ち上がる。
「やったな」
「、、うん!」
二人がやりきったという爽やかな笑顔でハイタッチする。
傷だらけの2人の決着に拍手が起きていた。
試合を終えた3人がこちらに戻ってくる。
「「「「「お疲れ!」」」」」
みんなが労いの声を掛ける。
ヤマトもキャンベラも安堵した顔で礼を言う。
「「ありがとう」」
あれだけの強敵に勝てたのだ、さぞ疲れたのだろう。
2人の足取りは重かった。
「手当てをするからこっちにこい、シドニア頼む」
「はい??わかりました」
ティーチ先生とシドニア先輩がてきぱきと2人の治療をしていく。
「良かったね、頑張ったね??」
「、、うん、出来たよ。ちょっとだったけど。」
「ここからかな??キャンベラちゃんのスタートは」
「、、そうだね。あたし、、頑張るよ、、もっともっと出来るようなりたい」
「そう、応援してるからね。頑張ってね??」
2人の距離感がなくなり、そこにはどこにでもいる姉妹の姿だとヤマトは治療されながら見つめていた。
「ヤマトくんもありがとね??
キャンベラちゃんを守ってくれて。すっごくかっこよかったよ??」
「ペアとして当然ですよ」
「へぇえ〜〜??これからもキャンベラちゃんを守ってくれる??」
「そうですね、目の届く範囲、意識出来る範囲なら確実に守れます、いやさらに研鑽して守れるようになります」
「う、うん??なんか微妙に意味が違うけど、いいかな??よろしくね??」
「はい、努力します」
「、、、お前意味わかってないだろ」
「??どういう意味ですか」
「女心がわからん男はダメだぞ、まあその辺は今後の課題だな」




