流れ
『しかしポーツマスの攻略もいいが、目的を忘れてるぞ?能力の底上げをどうするつもりだ?』
「そうだね、どうしよう、、。」
分析した僕の今の自分の力をさらに上げるためには
・筋力トレーニングをして負荷を耐えられるようにする。
・レバレッジのコントロール
・サキヨミの高速化
・レイテツの徹底使用
って感じなんだけど。
『そうだな、あとは付け焼き刃では良くないが理想なら新しい型を身に付けたいとこだな。』
「たしかに僕の今までの戦い方は、防戦からの逆転ばかりで自分のペースを作るやり方じゃないもんね」
『相手の動きを待つ。
それが勝つ秘訣なのは間違いない、だが流れの把握をするため予測と準備を淡々とする地味さを磨きつつ勝つパターンを増やさないとな』
「うん」
「どうしたんですか?」
「思索?」
アカリとエヴァが近付いてきた。
「あれ?休憩中なの?」
「はい、そうなんです。」
「息抜き大事」
「そうだね、そっちはどう?」
「うーん、どうでしょうか、自信喪失ってわけじゃないですけど、なかなか難しいです」
「試行錯誤、悪戦苦闘、、」
「そっちもかあ」
「先輩が強くて、なかなか戦いの流れを上手くつかめなくて、、」
二人と少し話し込む。
みんな明日試験もどう対策してるんだろ。
内容がわからない試験って不安だよ。
「休憩おわりー、やるよー??」
「あ、はい。
じゃまたあとで」
「がんば」
「うん、またね」
こっちも練習がんばろう。
「戦闘の流れかあ、、」