表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
63/96

笑顔

「君なら壁になると思いましたよ。


フェミニズムは結構ですが、君は男らしさをちょっと気にしすぎじゃないですかね?


ペアを狙い打ちして、見殺しにするならそれもよし。でも君が来ると期待しました。

いや、良かったですよ


君の戦いは全て確認しましたから」



「ポーツマス先輩の狙い通りだったわけか、、」


「あの日会議室で言われたでしょう?


分析力について」


「これがその差です」


ダンッ!!

ダンッ!!ダンッ!!

ダンッ!!ダンッ!!ダンッ!!


おかしい、、弾切れにならないのか、、?


「もしかして」


その言葉とともに銃撃が止む。


「弾切れを待ってますか?」


「うん、そうですね、、」


「正直でよろしい」


「ではこちらも教えましょう、私はスキル[補充]を発動させています。このスキルは足りないものを精製する能力です。


つまり私の銃に弾切れはありません」



、、そんなのありかよ。

無敵じゃないか。

『まずいぞ、長期戦では勝ち目がない、じり貧だ』


「ぐっ、、、、くそぅ、、」


ダメだ、打たれ過ぎて痛みで意識が、、、。

でも踏ん張らないとエヴァが、、。



「大、、丈夫、、っ」


「エヴァ、大丈夫?!」


「心配ない、手段ある」


「・・・・・」


たしかにそれならいけるかもしれない。

やるだけやってみよう。


「エヴァ、頼むよ?」


「了解」


「いけ!」


「んっ!」


そういうと助走を付け、僕の背中を踏み台に飛、エヴァが高くジャンプし先輩に向かっていった。


「くっ、、、」

空中にいるエヴァに照準を合わせるため、射角が上がり、先輩の身体がさっきよりしっかり捉えられる。

いまだ!


「角度のある跳び蹴りをカモフラージュに彼ががら空きになったボディに決める作戦ですか、甘い !」


当たると決まった瞬間に先輩がボディのガードを固めた。

が!


ごしゃっ!


エヴァの跳び蹴りが先輩の顔面にがっつり入る。


「ま、まさか、、、」


「そう、僕がフェイント、ダマシ役ですよ」

『下げて、上げての動きの連続動作は人間じゃ正確な動作をしなければならない時、かならずムリがでる。

迅速な判断をしなければならないときほどな。

そこをついたわけだ』


「なるほど、、、本命は最初から彼女でしたか。参りましたよ。私の敗けです」


やったあ!!!


「勝者!

ケン、エヴァ!!」

先生が判定を下す。


勝てた、スゴく嬉しい!

ダブルスっていいかも、、、?


「勝利、、?安堵、、」

二人同時にへたりこむ。

そして


「ありがとう、エヴァ

やったね」


「恩返し。


、、ありがとう!」


「、、、!」



きっと僕は忘れない。

眩しいほどの彼女のこの笑顔を。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ