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ベッド上の決意

〜ヤマト〜


柔らかい。

そして温かい何かに包まれている感覚だ。


「ん、、っ!!っつつ、、!!」


身体を動かすと頭とアゴに強い痛みが。

視界もぼやけている。

ん?メガネがないからか。

えっと、メガネメガネ、、、。

あれ、どこだ、、?

というより、輪郭でしかわからないが、ここはどこだ?

とりあえずベッドの上で寝ていたのだというのはわかる。


そうしてくうちに頭が冴えてくる、そうか。

医務室に運ばれたのか、、、。

ゆっくりと目をつぶり、あの戦いの最後の瞬間と自分の愚かな判断を思い返す。


「負け、たのか、、、くっ、ぅっ!!」


わかりきっていることを口にし、嗚咽がもれてしまう。負けるはずがないと慢心した自分の悔しい想いを吐き出さずにはいられなかったのだ。


負けた、、自分にも、ヤツにも、、。

慢心があったのだ。

スキル[防人]と二天流天地の構えがあれば素人丸出しの攻撃など当たるはずないと。

ヤツは心のスキを突いてきたのだ。

ジッと耐え、好機を逃さず、そして勝利を掴んだのだ。自分にはその辛抱が足らなかった。

技術だけではない、その心根の差だった。


「地獄帰りのケン、、か」

次こそは負けぬ。

いや、勝ってみせるぞ。


自分のこれからの成長、新たな目標にヤマトは期待からか小さく微笑み、窓の外遠くを見つめた。


空には鳥が彼方へ羽ばたいていた。

果てなく、澄んだ空を。

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