スタイルとダマシ
〜ケン〜
くっ、、速い!!
それに左右からの攻撃が不規則かつ、微妙に間合いが違うことがこんなにやりづらいとは、、。
これが二刀流か。
時折僕が反撃しても片方の短い方で止め、長い方でさらに反撃してくる。
攻防一体の型なんだな。
どうする、、?
〜ヤマト〜
ふん、、こんなものか。
二刀流の戦い方にここまでついてこれんとはな。
まるで素人ではないか。
刀があるとはいえ体格でリーチの差がさほどないとはいえ、このまま捌きつつ切り結んでいけば確実にこちらが有利。流れはこちらにあるのだから。
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型?
『そうだ。
強い者はそれぞれ自分なりの型を持っている。その型を軸に戦うことが勝利の要だ。』
そうなんだ。
『ただし、修正は必要だが軸は曲げてはならん』
どう違うの?
『進むために蛇行をしてもいいが方向は間違えるなということだ。』
なるほど。
『お前の型を決めなくてはな、どうするか、、』
どう決めればいいのかな?
『まず型には
『一撃離脱型』
『短距離攻撃型』
『連続蓄積型』
『中長距離攻撃型』
がある。
それぞれに一長一短はある。それらを把握し、基本的な型を軸に多種多様な戦術を駆使するのだ』
なるほど。
どれがいいんだろ?
『理想は状況や相手に応じて使い分けするのがよいがいきなり全ては無理だ。最初はまず1つからだ』
そして僕が選んだのは。
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〜ヤマト〜
おかしい、攻めても守っても崩れる様子がない。
何かを待っているのか?
こちらから仕掛けてみるか、、。
そう思い、わざと、左側にスキを作っておく。
さあどうでる?
〜ケン〜
スキができた!
ここだ、今ならイケる!!
『・・・』
そう思い、相手の出来たスキにレバレッジで高めた攻撃を仕掛ける。
ギィィィン!!
防がれた!!まさか、わざと!?
そう思った瞬間にヤマトの狙い済ました一撃が僕を襲う。
思わずビックリして足を滑らせ、体勢をくずす。
ビュン!
ヤマトの一撃が空を切る。
ちっ、とヤマトが舌打ちをする。
やはりわざとだったのか。
『やはりダマシだったか』




