クラス分け
衝撃の入学式の翌日。
今日から授業開始だ。
その前に入試の結果別にクラス分けされたらしいのでそれを確認しにいかなきゃな。
中庭の掲示板前に人が殺到している。
全学年の生徒が新しいクラス分けに一喜一憂している。
「え~っと、1年の僕は、、っと」
ケ、ケ、ケン、ウッド、、、
ない!!
ウソ!
なんで!?
何度見回してもAからEまでに僕の名前がない。
「おはようございます」
あたふたしていると、背後から声を掛けられる。
アカリだ。
「おはよう」
「どうしたんですか?」
アカリが不思議そうに首をかしげる。
「いや、僕の名前がないんだよ」
ありますよ?クスリとアカリが指差して教えてくれる。
「え、どこ?」
「ほら、あそこです」
指差した先には
Sクラスつまり最上位の選抜クラスだ。
どどどどうゆうこと??!?
『良かったな、エリートじゃないか』
いや、おかしいよ。
筆記も実技もさほど自信なかったんだから。
むしろ筆記なら空欄があったから上位点を取れるはずがないんだよ。
「同じクラスですね、よろしくお願いします」
とアカリが微笑む。
まあ、、、話が出来る可愛い子と一緒だからいいか!
『恣意的だとか考えないのか?
浅慮というか現金なやつだな』
リスクがなんか言ってるけど気にしない。
そろそろホームルームの時間なのでアカリと教室に向かう。
教室のドアを開けると生徒の数に合わせてちょうど10席、机と椅子が並んでいた。
その内いくつかにはすでに生徒が着席しており、入口の僕たちに視線を送っていた。




