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始まりの合図

ちょっと長目でくどいかもしれません。

バランスが難しいですね、、。

キンコーン、、


昼食後、学生は割りあてられた教室で今後の授業内容やカリキュラム、年間スケジュールの説明を受ける。


そして放課後、、。


「おい、お前見に行く?」

「いくよ、平民がどれだけもつか掛けようぜ」

「地方貴族が本物の貴族に歯向かうなんて、なかなか見れないショーですわ」

「ええ、自らの実力を示すことで、身の程をわからせる機会をお作りになるなんてあのお二方の慈悲はさすがですわ」


言いたい放題である。さながら、見せ物、いや公開処刑か、、、。もっと、こう、なにか別のことにエネルギー使いなさいと思うよ。

チラチラと視線を感じながら足取り重く、練習場へと向かう。

『同感だな、つまらんショーなど時間の無駄だ。』

リスク、お前何いってんの?こっちがやられるんだよ。

『バカにするな、こちらの時間が無駄と言っとるんだ。あんな小僧と小娘にオレたちが負けるわけないだろう!』

えぇ〜、、なにその自信、、?

『お前こそなんだ、あれだけ鍛練したのに、何を不安になるんだ、慎重と臆病を履き違えるな。全く情けない、、。』

小言を言われるとムッとくるな、たしかに鍛練したけどさ。相手は主席のアカリより強いんだよ?創造つかないから勝てるイメージなんて湧かないよ。

『大丈夫だ、自信をもて。オレのスキルを使えば活路は必ず見出だせる。』

そうかなあ、、。


なんてやり取りをする間に練習場に着いてしまった。

練習場の扉を恐る恐る開く、、。


「「「ワアッー!!!」」」

と歓声とざわめきが練習場一杯に響き渡っている。


「え、ギャラリーこんなにいるの?」


練習場の空間を熱気が満たし、怒号にも似た歓声があちこちから聞こえる。


「来たぞ!」

「待ちかねたよ!」

「何秒もつかな」

「オレ全額掛けたぜ、もちろん平民の負けにな!」

いや、賭け事はダメだろう、、、。

なんか負けに賭けられてるとか悲しいし。


『よし、あいつは破産だな。ざまあみろ』

やめて。フラグっぽいやりとりは不吉だよ。


あらかじめ着てきたトレーニングスーツと自分の愛用武器ガントレットの感触を確かめながら軽く準備運動をしていると、アカリも練習場に到着した。

下ろしていたロングの黒髪をポニーテールにして纏めている。さながら女武士って感じだ。

彼女の武器は太刀と呼ばれる少し厚みがあり反りのある片刃の剣だ。鞘は深紅、鍔は5枚の花弁がある花のような形をしている。


「お待たせしました」

「いや、僕も今来たとこだよ」


と話していると、


「「「「「ワアーーーーッ」」」」」」

と地響きのような今までで1番の歓声が練習場に響き渡る。

グレートとフランが舞台の反対側に姿を現したからだ。


「逃げずによくきたな。多少のケガは覚悟してもらうが、もしイヤならこの場で土下座すれば水に流してやってもよいぞ?」

挑発のつもりか高圧的にグレートが言ってくる。

フランもニマニマしている。


「言い方が悪かったなとちょっとは反省しているので謝罪はしますが、土下座はしません。」


本心だ。

そう伝えると


「はっはっはっ!!」

グレートが目を見開いたあと、大笑いし始めた。

「いいじゃないか、骨がありそうだ。

久しぶりに楽しめるかもしれん」


やっぱりバトルジャンキーか?


そうこうしてるうちに、学園長が舞台に上がってくる。

そして僕たちを一瞥すると


「まずは君たちに言っておく。

相手を死に至らしめるような事がありそうなら即座に止めにはいるよ。もちろん、そんな行為をした方を敗けにする、いいね?」


両陣営がうなずき、賛同する。

「よろしい。

そして、集まった生徒諸君。

奇しくも、ここにいる4人は同じ新入生としては実力者ばかりだ。もし今日の闘いをみて自身に思うところ、感じるものがあるのであれば、これからの糧としてしっかり胸に刻み日々の修練に生かして欲しい。

見ることも、また学びなのだ。」


そう学園長が述べるとまばらに拍手が起こる。

生徒達のほとんどはショーを見に来ているのだ、学びなどあろうはずもないと思っているに違いない。

それを察してるのか学園長は小さな溜め息を吐き、僕らと向かい合い

「それでは始めるけどいいね、、?」

と最終確認をしてくる。



こうなったらやるしかない。


コクリと頷く。

アカリも、グレートも、フランも。


いよいよだ、互いに少し距離を取り、学園長が号令をかける。


「では、、、はじめっ!!」

いつもご愛読ありがとうございます。


ついにバトルパートです。

しっかり描けるよう苦戦中ですが、がんばります。


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