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第2話

さて、そんな彼女らの出会いだが


実は至極単純。モンスターを管理している


機関から選んだだけだった。


その前にも同じ様なドラゴンが居たらしい…


まだ、引き取ったばかりのゼノは小さく


その姿は小鳥の様だった。


餌をたらふく食べては寝てまた食べは寝て…


気付けばクルムの2倍程のデカさに成長した


モチロン、今でも食欲旺盛なのは変わらない。



クルム達は次の街【グランダル都市】を


目指し歩いていたのだが、旅の分の


食料が底を尽き、クルムとゼノは酷い空腹に


見舞われていた。


しかも今いる場所は【アクリダ】と呼ばれる


飛蝗型のモンスターが出て来る道だった。


強さ的にはドラ○エ的にスライム級だが


空腹の彼女達には少し危険な相手だ…


と言わんばかりにアクリダが4匹ほど


クルムの進行道を塞いだ。

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