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ギルド戦1
「すみません、ちょっと休憩しません?」
「あら、もう疲れたの?」
あれから二人でレベル上げに来たのだが、スパルタってものじゃなかった。
まさかレベル24で、60台の狩場に連れてこられるとは……
このゲームでは、敵のレベル+-20の範囲内にパーティの平均レベルが当てはまれば適正経験値が入る。
ユキさんが100、私が24なので適正となる。
本来ならPT人数によってボーナスもあるのだが、ユキさん一人で片づけてしまうので問題はなし。
しかし、私はそうもいかない――なぜなら。
「うわぁ、またきた!」
ウルフがこちらに飛び掛かってくる。
「”ファイヤウォール”」
ユキさんの魔法で、ウルフが灰となる。
私は額の汗の拭った。
なぜなら、敵が強すぎて私が即死してしまうのだ。
たった1撃で!
「仕方ないわね、向こうの街道まで行って休みましょうか。」
「お願いします……」
常に死と隣り合わせ、気を張りすぎて疲労感がやばい……
当然の如く、街道まで行く最中も襲ってくる。
酷い時は、わざと倒さないで怖がる私を見て楽しむ始末。
ユキさん、やはりドSなのだろうか……?




