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意識不明者1
あの事件から3日が立った。
あれ以来シャルロットはINして来ていない。
「ディリスタさん、少し話が……」
「あぁ……」
私はどうして気になっていた。
彼がどうなったのかを。
今は皆外に出払っている。
二人でギルドルームの中に入る。
誰もいない校舎は、何か寂しい雰囲気が漂っている。
「分かってると思いますけど……」
「あぁ。シャルロットの事だろう?」
聞くまでも無く、ディリスタさんが返す。
私はゴクリと唾を飲み込んだ。
「彼は、今入院中だ。」
「え……?」
「――おそらく見てもらった方が早い。」
見てもらった方がいいとはどういう?
彼が入院したという事は、ひとまず生きてる事は間違いない。
だが……
「明日ユキと二人で見舞いに行って来てくれ。」
「えっ、ちょ……」
「――宜しく頼む。」
そう言ってディリスタさんはギルドルームから退出してしまった。
一人だけ、寂しい校舎に取り残された……
「一体何が……」




