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夢の後に1
まるで夢を見ているかのような感覚。
町の中で呆然と立ち尽くしていた。
何か夢を見ていたような……
”お○○み、○○夢○○て○○さい”
「っ……!」
思い出そうとすると、強烈な頭の痛みが襲う。
最近こんな事が多いような気がする。
――そうだ、買い物を終わらせないと。
私は再び歩き出した。
―――
――
―
昔から私は引き籠る事が多かった。
対人恐怖症、とまではいかないがコミュニケーションが苦手だった。
だからこそゲームをハマっていた。
特に躍起になったのがオンラインゲームだ。
面と向かって話す必要の無い対話。
それは、私にとって唯一可能なコミュニケーションだった。
しかしMMORPGには終わりがある。
その時は永遠に続くと思っても、仲間達の引退、サービスの終了等は起こり得る。




