PTプレイとは3
しかし、さほどダメージを与えられていない。
「こいつは物理攻撃に耐性を持っているんだよ、弱点を突いても期待するほどのダメージは出ないよ。」
物理耐性……その手のモンスターもいるのか。
今ならゴリ押せるだろうが、高レベル帯となっていけば無理だろう。
私は再び矢をつがえて狙いを定める。
本来ならキャスター系統が倒すのが定石、つまりメインアタッカーになる。
普段アタッカーとして立ち回るアーチャーならこういう時どう動く?
「”ブレイブショット”」
そう考えながら”ブレイブショット”を放つ。
後でアーチヤー系のスキルでも調べてみようか。
横目で卍エクスカイザー卍を見ると、真剣な眼差しでディリスタさんを見ている。
単純な彼の事だ、シールダーになりたいとか言い出しそうだ。
「”ブレイブショット”」
CTが明けたので再び”ブレイブショット”
物理耐性を持つなら、他にスキルは使うだけMPの無駄だろう。
―――
――
―
”ブレイブショット”のCTが明けるたびに放つ作業を繰り返すこと5分。
やっと終わりが見えてくる。
特に変わった動作をする事もなく、最後の”ブレイブショット”を放つ。
前のIDボスと同じように溶けて消え、宝箱が残される。
ディリスタさんは早速箱を開けると、卍エクスカイザー卍を呼んで何かを渡した。
彼は嬉しそうに笑いながら私の方に走ってくる。
「見てくれよ! この盾カッコイイだろう?」
そう言って、恐らく先程のモンスターからのドロップであろう盾を構える。
あぁ、こういうの懐かしいな。
子供の頃にもこういう……こういう?
「oリナo? どうした?」
「二人共、どうした?」
ディリスタさんと卍エクスカイザー卍が心配そうにこちらを見ている。
「いえ、ちょっと眩暈がしただけです。 大丈夫ですよ。」
今何か引っかかったような……
思い出そうとすると襲ってくる頭痛。
今は迷惑をかけたくない、ゲームに集中しよう。
oリナo アーチャー レベル16
ブレイブショット
ピアシングシュート
スプレッドシュート
卍エクスカイザー卍 ファイター レベル16
ガッツ
ウォークライ
シールドバッシュ
ディリスタ シールダー レベル80
ウォークライ
プロテクトシールド
ガーディアン
ユキ エレメンタラー レベル100




