顔合わせ2
「じゃあ皆も自己紹介してくれ。」
こうしていると、まるでディリスタさんは教師のようだ。
まず先陣を切って立ち上がったのは、正面の席のアルマの男性だ。
「俺はユキヤ@邪神、種族はアルマ、職はグラディエーターだ。
一応このギルドのサブマスターをやらせてもらってる。」
犬のような尾と耳を立てて自己紹介する。
なんというか、凄い名前だ……
次に隣の席の少女が立ち上がる。
「私はvアルマ姫v! 種族はアルマ、職はヒーラーよ。
貴方達にも家来になる権利をあげるわぁ。」
なんというか、また濃い名前と設定だ。
名前に姫をつけるやるは大体普通じゃない。
二人から少し離れた後ろの席の女の子が静かに立ち上がる。
「え、えっとシャルロットです……
種族はエルフ、キャスターをやってます……」
多少おどおどしながら自己紹介を終える。
小動物みたいで可愛いなと思ってしまう。
「一応言っとくが、シャルは男だからな。」
ディリスタさんがそう付け加える。
なん……だと……
世の中はやはり分からない。
「これでメンバーは以上だ、宜しくやってくれ。」
思っていたよりはメンバーは少なかった。
それともう一つ気になる事がある。
ユキさんはメンバーではないのだろうか?
「すみません、ディリスタさん。 ユキさんは……」
「あぁ、あいつはただの協力者でメンバーじゃないんだ。」
「そうなんですか。」
「βからの付き合いでな、変わり者なんだが悪い奴じゃない。 仲良くしてやってくれな?」
そう頼まれてしまった。
昨日の件で、変わり者という事に納得してしまう。




