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深淵の森1
「遅いわよ。」
「――すみません。」
ユキさんに呼び出されて、急遽リクセント城下町の路地裏にやってきた。
壁に手を触れると、グラフィックが裂けてポータルが出来る。
「さあどうぞ。」
ポータルにアクセスする。
移動先は文字化けで読む事はできない。
――
―
移動した先は、いかにも作戦室といった雰囲気だ。
中央の長テーブルの上には電子の地図が広がっており、奥には巨大なモニターがある。
周りには、他にもユキさんが呼んだであろうプレイヤーが数人いる。
「全員そろったわね。」
テーブルの真ん中に来ると、ユキさんはとある場所を指さした。
地図には×印がつけられ、名称が書き足されている。
「深淵の森……」
「私が現地で確認してきたから間違いないわ。 今回はこの森の対応をどうするかの話し合いに呼んだの。」
その言い方からすると、恐らくは”マザー”の仕業なのだろう。
ついに表立った干渉を始めたという事だ。




