卒業式2
校舎の体育館に暗幕が張られ、雰囲気はまさに卒業式だ。
ディリスタさんが壇上の上に立ち、皆はパイプ椅子に座っている。
しかし、ここには2人足りない。
1人は入院中のシャルロット。
そしてもう一人は……
昨日の彼の鬼の形相を思い出す。
やはり来てくれないのだろうか……
「卒業証書、ユキヤ@邪神。」
「はい。」
壇上に上がり一礼をする。
流石に卒業証書は無いので、雑貨屋で売っている勲章を授与する。
「これからもこの世界を楽しみつつ頑張るんだぞ。」
「ありがとうございました!」
勲章を胸につけて壇上から降りる。
「卒業証書、oリナo。」
「はい。」
立ち上がり、一呼吸置いてから壇上に向けて歩きだす。
ここに来てから色々あったなぁ。
楽しい事も嫌な事もいっぱいあった。
それでもあの頃の私は、本気で遊んでいた。
それが今ではどうだろう?
階段を上り壇上に上がる。
現実を知って、一人冷めている。
いつの間にか巻き込まれて、もう遊びとしては楽しめない。
それでも、シャルロット達を助けられるのは私だけ。
だから私は、ここの卒業して戦いに身を投じる。
「わりぃ、遅れた!」
突然扉を開け放って現れたのは卍エクスカイザー卍だった。




