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竜神伝説 番外編  作者: KAZ
オリキャラさんに突撃取材!
29/41

その3 レミーに突撃取材!

レミー「ワクワク♪」


レミーがなんでこんなにワクワクしてるのかって言うと・・・


レミー「あーちゃんが次の質問はわたしだって! きっとアーくんがインタビューに来てくれるんだよね♪」


コクト「お~い、レミー、いるか?」


レミー「は~い、何? お兄ちゃん」


コクト「いや、レミーに質問しろって・・・俺がインタビューして」


レミー「えっ? アーくんは?」


コクト「アシュラ? 最初はあいつの予定だったらしいが本人が拒否したとか・・・」


レミー「アーく~ん!!! なんで~~~!!!?」




01.貴方のお名前とその由来は?


コクト「というわけで先ずは名前とその由来だって」


レミー「ム~」


コクト「そんなに兄ちゃんじゃ嫌か?」


レミー「だって楽しみにしてたんだよ~! ハァ、名前はレミー=エンジェルです。由来は・・・」


コクト「わざわざ言うほどの由来じゃないんだよな」


レミー「うん、天使は歌と関わりが深いから音階からド『レミー』ファソラシドだって前にサーくんが言ってた。エンジェルなんてそのまんまだし・・・」


コクト「そう落ち込むな、兄ちゃんが慰めてやる」


レミー「アーくんがいいの~~!!」




02.性別、生年月日、年齢、血液型は?


コクト「・・・次は性別と生年月日と年齢と血液型? ・・・レミーの性別を聞かねばわからんというのか!!」


レミー「お、お兄ちゃん! もう、落ちついてよ。えっとね性別は女だよ」


コクト「可愛い女の子だ!」


レミー「お兄ちゃん! 誕生日は12月24日だよ。異世界ではクリスマスイヴって言う日なんでしょ?」


コクト「俺たちには関係の無い日だがな」


レミー「年齢は6500歳! わっかいでしょう♪ え~、年寄りって何で~~!!」


コクト「天使や悪魔は人の400倍生きるのだ。だからレミーは人で言うなら16歳と少し・・・ちょうどでないのは物語開始時にぴったりになるように設定されているからだな」


レミー「あっ、なるほど・・・ってお兄ちゃんが答えていいの?」


コクト「こんなに可愛くて美しくて若いレミーが誤解されるなどあってはならん」


レミー「もう、お兄ちゃんたら・・・。血液型は・・・お兄ちゃん知ってる?」


コクト「・・・俺たちは混血だからな。それも他に類を見ない天使と悪魔の・・・。ということで俺たちに当てはまる型は無い」


レミー「ってことみたいだよ~♪」




03.出身、家族構成は? ご職業などあればそれもどうぞ。


コクト「くっ、全て俺が答えてやれれば、レミーに手間をかけさえんですむのに・・・次は出身、家族構成、職業・・・家族は俺に決まっているだろう!」


レミー「だからお兄ちゃんが答えちゃ駄目なんだって~。出身はたしか天界の外れの方にあるミランダって町の郊外・・・だったよね?」


コクト「うむ、俺たちの身の上の関係で目立つところには住めなかった」


レミー「今は2人ともレーチェル様の神殿にいるけどね。家族構成はお兄ちゃんが言ったとおり! たまにちょっと暴走するけど優しいお兄ちゃんだよ♪」


コクト「れ、レミー・・・うう、俺はこんな妹を持ててなんて幸せなんだ」


レミー「大げさだよ~。お仕事はね、女神レーチェル様つきの天使、まだ見習いだからあんまり関わらせてもらえないけど・・・」


コクト「レミーが受からないような問題を作るほうが悪い!」




04.身長、身体的特徴、服装は? 写真などがあればそれもどうぞ。


コクト「次の質問は、身長、身体的特徴、服装、写真? なんだこのセクハラ質問は!」


レミー「だから! 質問に文句言っちゃ駄目だよ、お兄ちゃん! 身長はねー163cm、ちょっと高めって感じなのかな? あ、でもね羽を含めると180cmぐらいあるんだよ」


コクト「うむ、これからもすくすくと伸びて美しく成長するだろう!」


レミー「もう恥ずかしいよ~、身体的特長・・・って何?」


コクト「・・・レミーがわからないような言葉を使うとはなんと不親切な!! つまりだレミーの完璧な見た目を説明すればいいのだ!」


レミー「見た目? えっと、見た目は天使だから頭のわっかと白い羽が特徴かな? あと、あーちゃんは美人だって言ってくれるよ」


コクト「当然だろう。ただし美人ではなく最低でも凄く美人。本来なら史上空前とでも言ってもらいたいものだな」


レミー「えへへ、ありがと。あ、あとね・・・サーくんがこれも言っておけって、えっと85、62、83・・・何、この数字?」


コクト「・・・レミー、兄ちゃんちょっと出かけてくるな」


レミー「えっ? うん」


30分後


レミー「おかえりなさ~い。あれ、鎧に血がついてるよ」


コクト「(健やかな笑顔で)大丈夫、返り血だから。さぁ、次の質問の答えを・・・」


レミー「うん、服装はね、昔から白いローブしか着て無いんだ。他の服を着るとお兄ちゃんが怒るから」


コクト「世のハイエナ連中にレミーの美しい肌を見せるなどという危険なことが出来るか」


レミー「危険なの? えっと、写真はたしか小さいころにお兄ちゃんが撮ってくれたのがあったはず・・・あれ~? お兄ちゃんわたしの写真知らない~?」


コクト「し、知らないぞ。(レミーの幼い時を知っているのは俺一人でいいのだ)」




05.長所・短所は?


コクト「長所と短所か・・・完璧なレミーに短所などない。長所は・・・」


レミー「ちょっと待ってって! お兄ちゃんが全部話しちゃだめだって言われてるよ! えっと、長所は天真爛漫ってよく言われる。意味は・・・わからないんだけど♪ 後は明るいとかっていわれるかな」


コクト「まさにそうだな。えっと次は・・・」


レミー「え~、短所だってあるよ? よくリューくんやあーちゃんに『周りをよく見ろ!』『よく考えて行動しろ!』って言われるもん」


コクト「ほほ~、あいつらそんなことを・・・(怒)」




06.趣味・特技などは?


コクト「奴らへの仕置きは今度にするとして、次の質問は趣味と特技だそうだ」


レミー「は~い! わたし、お昼寝が好き~。どこでもいつでも寝られるよ」


コクト「うむ、あの寝顔はまさに天使の微笑みというべきものだな」


レミー「だってわたし天使だもん。特技は・・・う~ん歌って言いたいけどあーちゃんの方がうまいし・・・あ! わたしハープが弾けるよ♪」


コクト「レミーのハープの音色はまさに天界一といえよう」


レミー「そ、そこまでうまくは無いと思うよ~?」




07.好き・嫌いな食べ物は?


コクト「次は好きな食べ物、嫌いな食べ物? それはだな・・・」


レミー「だからわたしが答えるの~! えっとね、わたしトリカブトの根っこ好きだよ?(作者注:レミーには殆どの毒物は効きません)」


コクト「うむ、あれはピリリとした舌触りがうまいな。(作者注:コクトも同様です。猛毒ですので、けして食べないように!)」


レミー「嫌いなものは・・・わたし、何でも食べるよ?」


コクト「レミーに食えないものは確かになかったはずだが、あまり好きじゃないものとか何か無いのか?」


レミー「あ~! 一つだけあった。あーちゃんが作った料理! あれだけはちょっと食べれなかったよ~」


コクト「レミーが食べれないってことは・・・世の中にそれを食える奴がいるのか?」




08.好きな人のタイプは? 恋人や気になる相手がいる方はそれもどうぞ。


コクト「次は・・・れ、レミーの好きなタイプは何かだそうだ」


レミー「ん~、それって男の子のってこと?」


コクト「う、うむ」


レミー「えっとね~、わたしはやっぱカッコいい人かな? こう孤高の人って言うの? でもって強くて実は優しくて、時々寂しげなところがあったりするの!」


コクト「そ、そうか。なら、恋人や気になる人はいるのか?」


レミー「う、うん。いるよ」


コクト「何!? だ、誰だ! もしかして・・・俺とか?」


レミー「お兄ちゃんはお兄ちゃんでしょ? 恋人じゃないよ? えっとね、わたしはアーくんが好きだな。まだ恋人じゃないけど」


コクト「くっ、何故俺は兄なのだ!?」


レミー「ム~! さっきはお兄ちゃんで幸せだって言ってたのに!」


コクト「あ、いや・・・そうじゃなくてな・・・それよりアシュラだ! あんな奴でレミーは本当にいいのか!?」


レミー「うん、わたしは大好きだよ?」


コクト「兄ちゃん、もう一回出かけてくるな」


レミー「アーくんのところ行くときっと返り討ちにあうよ? アーくんの方が強いし・・・」


コクト「く・・・くぅ~!」




09.天使の昇級試験。その学科の内容は?


コクト「次の質問は・・・天使の試験の学科? 下らん!」


レミー「う~、わたし落ち続けているからな~。あ! でもここで説明しとけばどんなに難しいのかわかってもらえるよね?」


コクト「それもそうだな。こんなに賢いレミーが誤解されることもなくなるというものだ」


レミー「えっとね、天使の歴史とかもちょこっとあるんだけど、基本的には下界の常識とか礼儀とかを聞かれるの。えっと、たしか店にあるものはかってに取ってはいけないとか! あと難しいのは算数! なんと2桁の足し算があるんだよ!」


コクト「・・・えっと、次に行ってみようか?」


レミー「えっ? ・・・うん」




10.自分が癒しを感じる時や、至福を感じる時は?


コクト「次の質問は癒しや至福を感じるときだそうだ。勿論、兄ちゃんと一緒に居るときだよな!」


レミー「う~ん、幸せではあるけど癒しは無いかも・・・。ところで至福って何?」


コクト「・・・凄く幸せってことだな」


レミー「あ、そうなんだ! えっとね、癒しの時は趣味とかぶるけどお昼寝してる時! とくに天界のお日様はね、凄く優しくて暖かいんだよ」


コクト「だが、兄ちゃんとしては神殿の屋根の上で寝るのはやめて欲しいな。見ていてひやひやする」


レミー「もう、心配しすぎだよ~。屋根の上からなら落っこちても30mぐらいだし! 天界から下界に落ちるのよりは全然痛くないよ」


コクト「・・・」


レミー「えっと、至福? っていうのはね~、みんなと一緒にいるときかな? お兄ちゃんがいて、リューくんがいて、あーちゃんもめーちゃんもまーちゃんも・・・アーくんもいるの! うん、すっごく幸せだと思うよ♪」


コクト「レミー・・・すまなかった、俺は・・・」


レミー「もう! それはいいっこなし! みんなだって許してくれたんだから」




11.何かこだわりは?


コクト「えっと、レミーはなんかこだわっていることあるのか? いや、兄ちゃんが悪かった。なさそうだよな」


レミー「ん? わたしにもこだわりあるよ! なにがあってもおやつは必ず食べる!」


コクト「・・・それってこだわりって言うのだろうか?」


レミー「言わないの?」


コクト「・・・そうだな。誰が文句を言おうとも兄ちゃんはレミーの味方だぞ!」




12.レミーは天使? それとも悪魔?


コクト「次の質問はまさにレミーならでは。レミーは自分を天使と思っているのか悪魔と思っているのか」


レミー「両方だよ♪ わたしは天使で悪魔なの! 見た目は天使だから基本的には天使って名乗るけど、悪魔の血だって否定しないよ。だってお兄ちゃんやお父さんの血なんだもん!」


コクト「うう・・・俺は本当にいい妹を持ったな」




13.今一番欲しいものは?


コクト「レミーは何か欲しいものがあるのか? 兄ちゃんがプレゼントしてやるぞ」


レミー「えっ? ホント!! うん! わたし凄く欲しいものあるよ!」


コクト「うむ、妹の欲しいもの1つプレゼントできんで何が兄だ。遠慮は要らないぞ、何でも言ってくれ」


レミー「わたしね、アーくんの心が欲しい!」


コクト「・・・えっ? 今なんていった?」


レミー「アーくんの心。・・・駄目?」


コクト「うむむ・・・レミーが望むなら・・・いや、しかし・・・だが、レミーの幸せの・・・うむむ・・・」




14.悩み事はありますか?


コクト「と、とりあえず次の質問だ!」


レミー「え? うん・・・」


コクト「次の質問は悩みの有無だそうだが・・・あるのか?」


レミー「ム~! わたしにも悩みあるよ~! ってたしかこれって前もあとがきで話したことあるよ(2部5章7話参照)。わたしは毎日悩んでいるよ! 今日のおやつ何にしようかな? って。食べた後は明日のおやつのこと考えてるし・・・」


コクト「・・・それはなんとも平和で幸せな悩みでよかったよ・・・うん」




15.あなたの上司に何か一言!


コクト「・・・上司に何か言えって言ってきているが・・・」


レミー「わたしの上司って・・・レーチェル様?」


コクト「うむ・・・嫌だったら誤魔化してもいいんじゃないか。あの人を怒らせると後が怖い」


レミー「うん、確かに怖いけど・・・でも一応質問だから言うよ。あのね、レーチェル様・・・特訓は嬉しいんだけど、命の危険が無いものにして欲しいの。気を抜くと死ぬ特訓はきっと特訓じゃないと思うの。だって、未だにレーチェル様の特訓以上に怖い実戦って一回も無いんだけど・・・」


コクト「・・・その気持ちよくわかるぞ。俺の受けてるお仕置きは殺意があるんじゃないかっていつも疑っているんだが・・・」


???「ふ~ん、そんなこと思ってたんだ、2人とも。・・・覚悟してなさい♪」


コクト「今の幻聴だよな?」


レミー「たぶん・・・違うと思う」




16.過去「失敗した!」というエピソードと、逆に「嬉しかった!」というエピソードは?


コクト「次は失敗したエピソードと嬉しかったエピソード? 完璧なレミーに失敗などあるものか」


レミー「そんなこと無いよ~。わたし結構失敗してるよ? レーチェル様が大切にしてるお皿割っちゃったり」


コクト「レミーが割るようなところにおいておくほうが悪い」


レミー「弓の練習中に間違えて通りかかった人を射抜いちゃったり」


コクト「レミーの練習しているところにいる奴が悪い」


レミー「火山に遊びに行ったときに守り石とか言うの動かしたら噴火しちゃったり」


コクト「動かせるようにしておくのが悪い。いや、そもそも火山がそこにあるのが悪かったんだ、レミーの所為じゃない」


レミー「・・・そうなのかな? で、嬉しかったのはね、やっぱこの前の魔界から帰った後のパーティだよ♪」


コクト「ああ、たしかにあれはいいパーティだった。・・・あれさえなければ」


レミー「? なんかあったっけ?」


コクト「いや、俺だけの問題だからな・・・」




17.貴方があと数日で死んでしまうとしたら?


コクト「え~、次の質問は・・・(怒)! レミーが死ぬだと!? ありえん!!」


レミー「お、お兄ちゃん! もしもの話で怒んないでよ~。でも・・・もしも死んじゃうとしたらか~、ねぇお兄ちゃん、レーチェル様休暇くれると思う?」


コクト「い、いくらあの人でも数日後に死ぬのが決定してるものをこき使うとは思わ・・・いや、どうだろう?」


レミー「う~ん、休暇がもらえなかったらいつもどうりだな~きっと」


コクト「いや、無断欠勤してもいいんじゃないか? もう先は無いんだし・・・」


レミー「そんなことしたらすぐ捕まっちゃうよ~。で、きっと早く死にたいって思うようなお仕置きされると思う」


コクト「本当にあの人は女神なのか? 悪魔も吃驚の残忍さだぞ、それは」


レミー「優しいところは本当に優しいんだよ~。それ以外が厳しいだけで・・・」


コクト「・・・じゃあ、休暇がもらえたらどうするんだ?」


レミー「そしたらみんなを呼んで遊ぶかな? わたしジメジメしたお別れなんて嫌だからね。最後は笑って過ごすの♪」




18.この世で一番大切なものは?


コクト「次は、レミーが思うこの世でもっとも大切なものだそうだ」


レミー「大切なもの? う~ん、思いやりかな」


コクト「思いやり?」


レミー「うん、わたし難しいことは良くわからないけど、リューくんたちがわたしを思ってくれるように、わたしがみんなを思うように・・・世界がみんなを思えれば、幸せってきっと世界に余りあると思うの。わたしは天使で悪魔、光と闇の中間にいるからみんなが幸せになってほしいんだ。だから思いやりが一番大切だと思う」


コクト「耳が・・・耳が痛い話だな。これからは兄ちゃんもそんな世界を作る手伝いをさせてくれ」


レミー「うん! きっと、きっといつかできるよ。だって世界はこんなにも温かいんだもん♪」




19.自分を生み出した作者に一言!


コクト「次は・・・作者に一言? ちっ、あれほどやったのにまだ生きていたか。作者とは案外しぶといものなのだな」


レミー「ん~、サーくんに一言? そうだね、サーくんもわたしのお友達みたいなもんだし、たまには遊びに行くね♪ でも、みんなに酷いことしたらメ~なの!」


・・・お友達・・・何故だろう、まったく敬意を払われていないのに凄く嬉しいのは・・・。一番扱いがいいからか。




20.最後に、読者の皆様へ!


コクト「最後は読者の皆様へのメッセージ!」


レミー「は~い! 可愛いみんなのアイドルレミーちゃんの冒険はきっとまだまだ続くよ~。わたしがアーくんの心を射止めるのは何時の日か、みんな応援よろしくね♪ お返しにみんなには天使の祝福をプレゼントだよ~♪」




コクト「これで質問は全部終わりだ。レミー、お疲れ様。疲れただろ?」


レミー「ん~、大丈夫だよ~。あれ? なんだろ、これ?」


コクト「どうした?」


レミー「うん、なんかポストにわたし宛ての郵便が・・・あ~! これアーくん用の質問だ~!!」


コクト「何?」


レミー「わたしがアーくんに聞いてくればいいんだね!? じゃあいってきま~す!」

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