うろな町長の長い一日 その八 鹿島と愉快な仲間達編
何か私だけ、前書きが長い•••
ええい、気にせず突撃だ!!
パッセロさんからバトンを引き継ぎますのは
うろなの「完結します」詐欺男、
YLです!!
•••すいません、結局完結させずに1周年になってしまいました(滝汗)
実質続きも書いているので完結したようなものなのですが、
自分としても始めての完結作になりますので、
いくら遅くなってもきちんと締めたいと思います。
思い返せば1年前、
ほんの1ヶ月程前になろうでの執筆を始めた私は
執筆開始以前からファンだったシュウさんの活動報告に色めきたちました。
「シュウさんと絡んで小説書けるなんて!
これにノラない訳にはいかない!!」
そんなミーハー根性丸出しで勢いのままに『業務日誌』プロローグを書き上げ、
アップ後シュウさんの活動報告にもコメントさせていただきました。
正直書き手として駆け出しも良い所の私がどれだけ皆さんと絡んでいけるのか、
自分で「参加者全員と絡むのが目標です!」とかぶち上げておきながら不安でしょうがありませんでした。
しかし参加者のみなさんの励ましの感想、メッセージに支えられ、コラボにコラボを重ねて、少しずつではありますが、書き手として成長出来た部分もあるのではないかと感じております。同時に定期的に書けないとか、自分で決めた期限を守れないとか、人間何をやってもその根本は変わらないのだと思い知らされもしましたが(苦笑)
しかしそんな自分でもこのうろな町企画を通して、他の人が作ったものを生かしながら、一緒に1つの世界を作り上げていく、その営みの一端を担わせていただくことができました。シュウさんが以前問題提起なされたように、世界が深まりすぎて
新規の方が入りにくくなってしまっているのは変わらぬ課題ではありますが、そのくらい密に参加者の想いを重ね合わせながら「うろな町」を作っていけたというのは、それはそれで大きな財産なのではないかとも思っております。
これから「うろな町」をどうしていくのか、いやすでに誰かが動かしているというよりも自然に動く様になってきているこの町がどうなっていくのか、作り手の一人であると共に、最初から1つ1つの物語を読ませていただいた一人として、どういう形になっていこうとも最後までお付き合いさせていただければと思います。
本来ならシュウさんへのお礼を書く場所なのですが、「うろな町」という実在しないはずの町が自分の中でまるで故郷の1つであるかのように大きなものになっていたことを、この1周年企画に参加させていただき改めて気づかされましたので、
そんな感慨をつらつらと書かせていただきました。
長々と書いてしまって申し訳ありません。
書き手として、それ以前に一人の人間として本当に大きな経験をさせていただいたことへの感謝を込めて、私のお祝い話、どうぞ楽しんでいただければ幸いです。
シュウさん、1年間ありがとうございました。
これからもどうぞよろしくおねがいします。
うろな総合病院正面入口近く。
出入りする人々に笑顔で挨拶する一人の好青年の姿がそこにはあった。
彼は一体誰を待っているのだろうか?
鹿島茂、御年26歳。
難病に侵されていた妹の治療費の心配がなくなったかと思ったら、
うろなタウンモール発展の功績から運営会社の営業部長に大抜擢。
年齢に似合わぬ責務を背負い続ける、
その心の内を分かち合える人はまだ多くない。
「鹿島さん、何されてるんですか?」
「ああこれは町長さんに、秘書の秋原さん。
お休みの日にどうされたんですか?」
「・・・鹿島さんの本性知ってるとその反応結構傷つきますね。」
背後から現れ、話しかけてきた町長さんに
鹿島は非常に他人行儀な対応を返した。
その反応に苦笑い気味の町長さんであったが、
笑顔を崩さずに無言で
「裏で話すぞ。」のジェスチャーを送る鹿島。
町長さんもその意図を察したのか、
状況がまだ飲み込めない秋原さんの手をそっと握ると、
裏へ回る鹿島の後ろに付いていった。
人気のない病院の裏手に到着し、
周りに誰もいないことを確認すると、
鹿島は漸く張り付いた笑顔を脱ぎ捨てて、
本来のぶっきらぼうな態度で町長さんに釈明した。
「お互い面が割れてるんだからしょうがないだろ。
親しく喋っていているのを
町長とショッピングモールの営業部長が癒着なんて勘ぐられたら、
お互いうまくないし。
だいたいそっちこそ敬語だったんだから、おあいこさ。」
「いや、勿論そうだけど、何か寂しいなあと。
ところで病院に用ってことは妹さんに何かあったの?」
「別に只の定期検診だよ。
もう殆ど薬を飲まなくても大丈夫なんだけど念のためな。
部活の部長やったりして疲れが溜まった時にどうなるのか心配ではあるし。
そっちこそ二人揃って病院って、
もしかして・・・おめで」
「「たまたま通りかかっただけ!!」です!!」
「フフフ、冗談だって、冗談。」
真っ赤になり声を揃えて反論する二人の反応に
鹿島は実に愉快そうに顔の表情を崩した。
これが彼本来の笑顔なのであるが、
その素顔を引き出せるのは今のところ最愛の妹と、
ほぼ唯一の友人である町長さんくらいである。
町長さんはやはり偉大だ。
「スマン、スマン。
さっきそのおめでたをやらかした連中と遭遇しちまったからついな。
まあでも、白昼堂々その仲の良さなら、色々と時間の問題の気がするが。」
「「えっ・・・あっ!!」」
「フフフ、アハハハハ♪」
お互いまだ手をつなぎ続けていたことに気づいてぱっと離れて、
さらに赤くなる町長さんと秋原さん。
そんな二人の様子が相当にツボだったのか、
鹿島は腹を抱えて笑いこけている。
「流石に笑いすぎ!
というか『おめでたをやらかした連中』って清水先生達?」
「・・・フフ。回復が早いな。
そうだよ、あっちは双子の定期検診だってよ。
こっちの検診は先に終わっていたんだが、
萌が赤ちゃんを抱きたがってな。
俺たちだけなら中で待ってても良かったんだが、
玩具屋まで従姉妹が風邪ひいたとかでやって来たから、
外に避難したんだよ。
俺はあの馬鹿どものように、
病院で騒いで世話になっている看護士さんの不興を買うのはゴメンなんでな。」
「作戦だからって大人しく待っていたら、
誰が馬鹿だ、この腹黒シスコン野郎!」
「あん?」
後ろからの罵声に実に品のない反応を返す鹿島。
振り返るとそこにいたのは予想通り、
商売敵である商店街の鉄砲玉、
活性化担当の高原直澄であった。
睨み合う二人の剣幕に
場の空気が一気に緊張しかけたが・・・
「キャハハハハ♪♪」
「ウワーーーン!!」
大きな笑い声と泣き声が対峙する二人をズッコケさせた。
その一方へと振り下ろされる手刀。
ゴツン!!
「ちょ、小梅センセ、痛いって!!」
「何をやっているんだ、バカ澄。
子供の前でいい大人がアホな喧嘩をするな。」
「思いっきりネタバレしかけてたしな。
ほーら、桜也、もう誰も喧嘩してないから大丈夫だぞ。」
「う、えっ、ぐす。」
「ご、ごめん、桜也、渉兄さん。」
「もう直澄さんは直樹さんと違って、
子供なんだから・・・
先生達、本当に申し訳ありません。」
「全くどっちが保護者か分からんな。」
「ちょっと、蒼華と小梅センセもひどいよ!!」
「う、ウエーーン!!!」
「「「だから静かに」」」
「・・・マジでゴメンなさい。」
清水家長男を何度も泣かせてしまい、
平謝りする直澄。
一方鹿島の方も
「もう、お兄ちゃんったら。
人の悪口を言ったらメッなんだよ。」
「ス、スマン、萌。」
「ワッキャキャ♪」
「・・・ちなみに抱いてる赤ん坊は何で笑ってるんだ?」
「えっとねー、桃香ちゃん、誰かが喧嘩していると楽しそうに
笑い出すんだよー。
逆に桜也ちゃんの方はすぐに泣き出しちゃうの。」
「・・・どっちも大丈夫か?」
「キャキャキャ♪♪」
「おい、髪を掴むな、髪を!!」
「キャーー♪♪♪」
「フフフ、桃香ちゃん、お兄ちゃんのこと気に入ったみたい。」
と最愛の妹に注意された上、
清水家次女に玩具にされてしまっていた。
目の前のお笑い展開に呆気にとられている町長さんと秋原さんに
桜也を妻たちに任せた渉が近づいていった。
「すいません、色々と恥ずかしい所をお見せしちゃって。
うちの子達、まだ2ヶ月の割には妙に鋭い所があるんです。」
「いえいえ、入籍の時もそうでしたが、
清水先生の所は本当に賑やかでいいですね。
改めてお子さんたちのご誕生、おめでとうございます。」
「ありがとうございます。
秋原さんも入院中にお見舞いに来ていただいたそうで本当にありがとうございます。」
「無事にご出産されて本当に良かったです。
双子ちゃん、ホント可愛いですね。」
「そうですねー。」
赤ん坊たちに注がれる二人の優しい眼差し。
そんな二人を意味深な感じで見つめていた渉の背後から
ようやく桃香の攻撃から脱出した鹿島が
「おい、清水、そろそろ。」とこっそり一言。
「分かってるよ。」とばかりに首を縦に降った渉は
感じ入っている町長さんにそっと声をかけた。
「町長さん、あの決闘本番の朝、
趣味のマジックについて色々教えてくださったの、覚えていますか?
あれ、試合でものすごく役に立ちました。」
「そんな、大したこと教えてないですよ。」
「いえいえ、あのアドバイスのおかげで最後の技が完成しましたから。
そこでお礼と言ってはなんですが、
今日は町長さん達にちょっとしたマジックをお見せしたいんです。
お二人共お時間は大丈夫ですか?」
急な話の展開にキョトンとする町長さんと秋原さん。
二人は訝しげに顔を見合わせた後、
おずおずと首を縦に降った。
「ありがとうございます。
それではいきますね。
まず私の両手をよく見てください。
何も持っていませんよね。」
「はい。」
「確かに。」
渉の手を真剣に見る秋原さん。
町長さんの方は相手の全体を見回し、
どの辺に「仕込み」をしているのか見当がついたようだったが、
それを指摘するような野暮なことはせず、
ただ笑って次を促した。
「ありがとうございます。
次にこの両手を胸の前で合わせます。
勿論このままでは何も起きません。
ちょっとした奇跡を起こすために
この両手にパワーを集めたいと思います。
お二人共、この両手にパワーを集めるために
3、2、1とカウントダウンをしてもらえませんか?」
「カウントダウンですか?」
「へえー、ひと手間かけているんですね。
いいですよ。
じゃあ、秋原さん、せえの。」
「「3、2、1」」
二人の目線が両手に集中する。
その瞬間であった。
パパン!パパパン!!
「「「「「町長さん、就任1周年、おめでとうございまーす♪♪♪」」」」」
「ワーーーン!!」
「キャーーー!!」
「「わあ!!」」
いつの間にか町長さんたちの背後に回っていた他の面々がクラッカーを鳴らしながら、
声を合わせて町長にお祝いの言葉を述べたのだった。
突然の展開に二人は振り返ったまま驚いて固まってしまっていた。
渉は上手くいったことにニヤリとしながら仕込みを完了させて
二人に声をかけた。
「驚かせてしまってすいません。
折角だから劇的にしようって直澄が言い出して。」
「ネタバレしないでくださいよ、渉兄さん。」
「まあでもゴミの出ないクラッカーまで用意するっていうのは
流石渉の後継者だな。
無駄に芸が細かい。」
「小梅センセ、それ褒めてます?」
「クラッカーで必然的に泣き出す桜也を
誰が泣き止ませると思っているんだ?」
「・・・ホントすいません。」
「キャハハハハ♪♪」
「ちょ、だから髪を引っ張るなって」
「桃香ちゃんの方もテンション上がっちゃったみたい♪
蒼華ちゃん、悪いけどお兄ちゃん助けてあげて。」
「はい、萌先輩。」
ワイワイと騒ぐ楽しげな姿に
町長さんたちもようやく状況を理解したのか
表情を崩した。
「ありがとうございます。
マジックというのはこのための『仕込み』だったんですね。」
「私、清水先生の手に集中してたからよりビックリしてしまいました。」
「ハハハ、そういう役割もあるんですが、
マジック自体もちゃんと意味があったんですよ。
ホラ、見てください。」
「あ、いつの間に!!」
渉が閉じていた両手を開くと
そこには可愛らしい男女のキャラクター人形が
横たわっていた。
「微笑んでいる男性とメガネをかけたキリッとした女性・・・
これもしかして僕と秋原さんですか?」
「その通りです。
お二人をイメージしてユキちゃん、
よいの先生にデザインしてもらいました。」
「うちでもマタニティマークのデザインとか
してもらいましたが、本当に多才な方ですよね。
ちなみにこれ、キーホルダーなんですか?」
「そこは担当者たる私、高原がご説明を。
基本はそうなんですが、
マグネットになっている奴や携帯クリーナーになっている奴があるなど、
いくつかのバーションがあるんです。
実はこれ、町長の就任1周年に合わせた、
商店街・うろなスーパー・うろなタウンモールの合同フェアのためのグッズなんですよ。
期間内に3つのエリアで買い物をしたら引き換えられる記念品なんです。
どこで引き換えるかで微妙にデザインが違っていて、
コレクター心をくすぐることも狙っています。」
「大げさにやりすぎだけどな。
タイプを増やすための工場への手配が相当面倒だったらしくて、
お前の兄貴大分、キレてたぞ。」
「確かに直樹さん、
『あのバカ、記念品にコストを割き過ぎだ。』
って愚痴ってましたわ。」
「うわ、やべえ。
いや、予想以上にフェアのお客が増えそうだったから、
当初より規模を拡大したんだけど・・・
今度侘びを入れておかないと。
それはそれとしてコイツは特別バージョンなんです。」
「特別バージョン?」
「どういうことなんですか?」
「それはですね・・・
こういうことなんです。」
首をかしげていた二人の前で
直澄は人形を手に取ると、
上下にスポッと分かれさせ、
銀色の突起物を露出させた。
「それはえっと・・・USBのポートですか?」
「はい、そうです。
一応記念品のプランとしてこのUSBバージョンも試作品まで作ったんですけど、
コストがかかりすぎるということで量産化は却下されちゃったんです。
で、折角なんでコイツを町長さん達にプレゼントと思ったんですけど、
単に試作品をお渡しするだけでは芸がないじゃないですか?」
「渡すまでにこれだけ仕込むのも十分ヤリすぎな気もするがな。」
「鹿島ウルサい。
えっとそれでですね、何も入れずにお渡しするというのも何なので、
渉兄さんに学校や公共機関関係を、俺や鹿島がお店関係を回って
町長さんと秋原さんに対する
お祝いとお礼のメッセージをもらってきてるんですよ。
データとして中に入れていますんで、後でゆっくり見てくださいね。」
「わ、私にもですか?」
「秋原さんがいてこその町長さんのご活躍ですから。
ビストロ『流星』を紹介してあげたっていう山辺の兄妹なんかも入れてますから
楽しみにしていてください。」
「あの子達まで・・・」
秋原さん、すでに感激モードなのか、
目がウルウルしてきている感じだった。
「改めまして町長さん、就任1周年おめでとうございます。
町長さんのお言葉があったからこそ、
連携担当としてこの町の多くの人と触れ合え、
司さんを見事ゲットすることが出来ました!」
「そこには触れんでいい!!」
「司さん、ナイスツッコミ。
結婚式も盛大に祝っていただきましたし、
またそういった機会も利用して直澄達、
次代を担う世代にバトンを渡すことも出来ました。
このグッズも開発も商店街・スーパー・ショッピングモールが
ただいがみ合っていた1年前には絶対に実現しなかったですし、
町長さんがうろなにもたらしてくれた多くの絆が詰まったモノです。
これをお渡しすることで感謝の意を示すとともに、
これからも直澄を始めとした若い連中の頑張りにご理解とご協力を、
改めてお願いできればと思います。」
「2代目連携担当として、
これからさらにうろなを盛り上げていきますので、
よろしくお願いします!」
「秋原さんも1年間お疲れ様でした。
これからも町長さんを支えてあげてくださいね。」
「まあ、面倒なことも多いと思うが、
時々飲んだりしながら、
ボチボチやっていこうや。」
「萌もこの町が大好きです♪
病気の私を励ましてくれたこの町の人たちに
少しでも恩返しが出来るよう頑張ります♪♪」
「私はまだ来たばかりで、
この町の良さっていうのはあまり分かりませんが、
直樹さんや萌先輩が話しているのを聞くと
素敵な町なんだというのはとても伝わってきます。
中学での3年間、町の色んな所に行って、
色んな人に出会って、
うろなを好きになれたらと思いますわ。」
渉に続いて、
他の面々もそれぞれの感謝と
うろなへの想いを紡いでいった。
「皆さん、本当にありがとうございました。
ありがたく記念品、受け取らせていただきます。
皆さんの想いに応えていくために
町長としてこれからさらに頑張っていきたいと思います。」
「司さん、皆さん・・・ありがとうございま、ウウッ。」
「ちょ、秋原さん、泣きすぎですって。」
はら、涙を拭いて。」
「うう・・・皆さん、すいません。」
町長はしっかりとお礼を言ったあと、
感極まって泣き出してしまった秋原さんを
優しく介抱している。
その姿を見てみんなニヤニヤしていたのだが、
そのままでは埒があかないと思ったのか、
鹿島が二人に近づいていった。
「ちょっとどこかで休ませてやったほうがいいだろう。
この辺だったらCourageが近いか。
おい、清水、ちょっと案内していくから、
萌を家まで送ってくれるか?」
「問題ないよ。
萌ちゃんもそれでいい?」
「もしよければもう少し
桃香ちゃん達と一緒にいたいんですけど、
いいですか?」
「受験生を拘束しすぎるのも問題だが、
少しの間、片方でも見てもらえると
こっちとしても家事の都合上助かる。
鹿島さん、夕方まで彼女を預かりますから、
うちに寄ってください。
ついでに夕飯もご一緒に。」
「すいません、司先生。
それでは後ほど伺いますので、
よろしくお願いします。」
「じゃあ、鹿島、『この後』も任せた!」
「直澄さんは色々とオブラートに包むことを
覚えるべきだと思いますわ。」
「この分だとゴールインするのは
あっちのカップルの方が先っぽいね。」
「田中先生も大変だな。」
「みんな今日、酷すぎない!!?」
ワイワイと賑やかに車の方へ向かっていく清水・高原家御一行。
自身の発言が生んだ繋がりの連鎖に思いを巡らせたのだろうか、
鹿島に先導され、まだ顔が赤い秋原さんの手を取る町長さんの表情は
いつも以上に柔和なものとなっていたのだった。
町長さんたちを大分いじってしまいましたが、楽しんでいただけたでしょうか?
シュウさんが町長さんと鹿島との友達設定を作ってくださったのを
このような機会に生かすことができて嬉しいです。
それでは次は今回の挿絵も描いてくださったうろなの名絵師兼執筆女王、
桜月りまさんにバトンを渡したいと思います。
りまさんの投稿は15:00となっておりますので、
是非りまさんのお祝い話も堪能していただければと思います。
うろなの絆に祝福を♪
桜月りまさんホームURL
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