あとがき対談
高宮さまのあとがきとは違う内容ですので、ぜひ両方ともお楽しみください♪
ゆ…遊森 た…高宮さま
ゆ)お疲れさまでしたー!
た)お疲れさまでしたー!
ゆ)さっそくあとがき対談いきたいと思います、高宮さまよろしくお願いします。
た)こちらこそお願いします。お手柔らかに。(w
ゆ)まず、きっかけをお伺いしたい! 6月17日頃に、遊森が高宮さまをお気に入りユーザーに登録してすぐ、相互ユーザーにしていただいて翌日にはメッセ下さいましたね。遊森のことご存じでした?
た)いや、「逆お気に入り」してくれるまで存じ上げませんでした……すみません。でも、絡んでくださった方には120%で返事出していますので。いきなり押し倒す勢いで。
ゆ)私は以前から存じ上げてましたよ~、月に行って『Elysium』連載中から読んでましたもの。心理描写が深みがあって素敵で、憧れてました。
た)あ、ありがとうございます!ほんと、全部読んでくださったんですか(w
ゆ)全部! あますところなく! サイトの方の企画ものまで!
た)最初の方、すごくつまらないですよね。後半は自画自賛でおすすめ出来るんですけど(w
ゆ)いえ、あの最初の部分は大事な下地ですよね! それにいきなり有吉と…げふんげふん。
そして24日には、はやコラボの話題が! コラボ経験はおありでしたか?
た)ぜんっつ全無いです。未経験なのによく人に頼んだなと。今から思うと何も考えてませんでしたね。惚れた女を落とす勢い。勢い、大事ですね。
ゆ)やりたいと思ってました?
た)や、やりたいって……(赤面)ええ、遊森様とは。是非。
ゆ)そしてついに、「Elysium」×「離宮の乳母さま」でコラボ計画始動に至るわけですが。
「乳母さま」は逆ハーものなんですが、ずばり高宮さまはカザム派だそうですね?
た)カザム大好き!!あの次男坊っぽいところ。もう少し漢になって欲しい気もしますが、母心としましては……でも、まあ、小梅といいコンビでしょう!これがまどかじゃ、一発で毒牙にかかってますな。あ、どうです?その企画でひとつ。食われるカザム。夢オチで。
ゆ)誰の夢かってとこがポイントになってきますな(笑) おお、カザム月に出張か?
それにしても、カザムとまどかの会話は本当楽しかったですね~
た)アレはわたしと、カザムの対話と解釈していただいて!
ゆ)まどかって、情が深いですよね。自分のこともさらけ出すし、相手のことも深く知ろうとする、そこが魅力的だと思います。
一方の小梅は、人当たりはいいけど逃げがちな、ちょっと気持ちを隠すところもあって、でも意外と内心はツッコミが激しかったりして(笑)、好対照な二人でしたね。
た)まどかは、感情で動きますね。そのほうが書いていてらくだし。あとでなんとでも修正出来る。「ああ、あのときはそんな気分だったから~」って。小梅のツッコミ大好きです!!!小梅は我慢の出来る子、まどかは我慢の出来ない子。たぶん、これって遊森様と私……?
ゆ)一方で実は、高宮さまと遊森の二人は、すごく共通点が多いんですよね。あまのじゃくなところとか。驚きでした。
た)女性側の「結婚=幸せ」ってちょっとね~、とか。
ゆ)そうそう。他には、最後に各話の区切りをやったら、高宮さまが区切った所と遊森が区切った所がまったく同じで。どんだけ気が合うんだ! って。
た)たぶん、ですけど、物語を読むときの基準が似ているのかも。って、なに偉そうに分析してるんだってかんじですけど。流れの組み方とか。うん、でもアレは実際驚いた。
ゆ)振り返って、どんなシーンがお気に入りですか? いくつでも。
た)白あんたいやき、食べたくなりました。
ルイと小梅の誤解セリフシーン。あれ、どきどきですわ!誤解と言えど。想像しちゃうじゃないですか~。またこれで一本書けそう。
カザムの「ただいまのキス」。よくやった。カザム。学習しとーじゃないか!!って、小梅の反応がないところがっかりですけどね……
小梅「どひ!」「おはようごじゃいます!」「ぎゃふん」これ、もう遊森作品マスト。笑えて死ぬる。
あと、やはり目玉はカザムと小梅の「おねだりしっとりシーン」これを、私もいち読者として読みたかった~~。もう満足。昇天。ありがとうございました!
自作部分では、ルイが小梅にカザムのことで説き伏せてるシーン。おお、ルイ、おまえもまともなところがあるんじゃないか。と少しアピール。
まどかの風呂上がりルイに甘えるところ。普段あまりまどかはルイに甘えません(あれ、そうでもない?)。だから、レアっちゃレアかも。
最後に、やはりカザムとまどかの発破かけるやり取りでしょうか。素直に聞いているカザムがものすごく可愛い。って、自分で書いててあれですけど。
ゆ)お…今ちょっと、まどかを見ている小梅の気分でニヤニヤ。実は「白たいやき」って、白あんではないんですよ。皮が、見た目が白いの! 日本に戻って来られた折には、ぜひ食べてみて下さい!
た)あ、そうなんだ!って、日本奇特なものアリ過ぎだー。じゃあ、こんど「赤いたいやき」が出来たら教えてください。金魚だか見分けがつかないだろうけど。
ゆ)誤解セリフは、実は「乳母さま」の売りのひとつで…ってそうだったのか!? 拍手お礼小話ではいつもあんなことばっかりやってるんです。
ただいまのキス、これからはちゃんと小梅も反応すると思います(笑)
肝心なところで噛むのは小梅の特徴ですね~。
しっとりシーン、ぬるいですがオッケーでしょうか♪
そうそう、ルイは小梅にホントいいこと言ってくれて。でも小梅がルイの前で泣けたのは、その前にまどかとの触れ合いの中で感情を揺さぶってもらったからだろうな、なんて。
風呂上がりシーン可愛かったです! お風呂、いつも一緒に入ってるのかなぁ~
た)いや、じつはまどかはそういうところ潔癖で、風呂は一人で入ってます。だからお背中流しっこはルイの夢。(今回もまどかが言ってるだけで、本当にルイが入って来たら石けん投げてる)
ゆ)まどかとカザムのやり取りは、私も大好きなシーンです。まどかはカザムの恋愛師匠。
さてそれと、コラボ書いていてどんなことを感じましたか?
た)らくちん。いや、本当に。「遊森様、ここはこんなふうに、でもあたし書けないからお願いっ!」って渡したら、二日後くらいにはさらっとそこが埋まってて。じゃあ、私がその次書きましょか。って。もーーー、本当に。すみません、おんぶに抱っこで。ほほほ。で、でも私も頑張りましたよ、ねっ?!
ゆ)いやもう、それは遊森もで。そもそも最初のひな形を作っていただいた時点で、おんぶに抱っこで。でもひな形がしっかりしてたので、最初からフルスロットルで行けました! リレーではなく完全合作で、えっこのセリフをこう受けたか! あっ、このシーンはこうも活かせるんじゃ!? と驚きながら、全体にガンガン手を入れていくのがまた楽しかったです。
た)リレーって、どういうのですか?(わたくし、ばか?)一話ずつ担当するんですか?
ゆ)そうです、交互に繋いでいく形式ですね。場合に寄りますけど、ラストは決めないで…とか。それも先が読めなくて楽しいけど、今回のは本当に全体を二人で書けたのが嬉しくて。まどかサイドと小梅サイドが交互に来ますけど、あれまどかは高宮さま・小梅は遊森ってわけじゃないですもんね。
た)私は完全合作で、読者様を「えー、このシーンどっちが書いたんだろう~~」って翻弄させたかった。あるいみS?というか、「完全に」二人でひとつのモノを作りたかった。私のキャラを遊森様に動かしてもらいたかったし。意外性も狙った。そう言う意味で完全合作をお願いしました。遊森様が私のセリフをとても生かしてくれて。逆に遊森様のセリフで次の私のシーンが生き生きして来て。あんな現象、ちょっと鳥肌ものでした。
ゆ)それに、距離も時差も飛び越えての共同作業も感動でした。あー、そろそろ高宮さま起きたかな…って、遠距離恋愛か(笑) 片方が寝てる間に片方が書きすすめてるところを想像すると、ついニマニマしちゃいましたよ。
今回の作品の裏話なんか、ありますか?
た)裏話……ツワリライフ満喫で苦しみながら書いた………?とか?(w
ゆ)そう! その辛さが分かるだけに、海の彼方から心配してましたよ~。
た)小梅見てると、「人生もっと丁寧に生きろよ、自分」みたいなものを感じました。のんびり、っていうか、言葉通り「ていねいに」うん。遊森作品に触れていると優しくなれます。本当に。
ゆ)わあ、ありがとうございます! 私はですね、今回のコラボで、スピード婚する人の気持ちがすっごくよくわかりましたよマジで。
た)えっ?なんで?!わからない!教えて!じゃあ、スピード離婚はつき物?
ゆ)違う違う、いい意味でのスピード婚! いや、私はどちらかというと、結婚ってじっくりお付き合いして相手をよく知ってから…って思ってたんですよね。でもそうじゃなくて、出会ったばかりなのに絡んでみたら相性抜群でもうこの人以外…いやんこの先はいわせないでっ。そして捨てないでっ(笑)
た)あ、そーいうことかー。なるほど。
ゆ)コラボのきっかけを、そして充実した時間を本当にありがとうございました!
た)こちらこそ感謝感激です~。今後の遊森様のご活躍を楽しみにしています!!
明日19時に、おまけ短編をupする予定です。もう少しお付き合いください。