story #011 新たな発見とその対策
同じように日曜日、美化活動しに川沿い方向へ歩いていた。
いつもはすれ違う人がいないのに、今日はよくすれ違って同じように、袋を持っている。
その光景に、驚きと嬉しさがあふれていた。
周りのごみを無くそう、と言う意識は高まりつつあると感じるけれど"ごみゼロ"にはならない、この異様なズレは何なのか・・・?
ごみ1つに1文字現われる、そして消滅するごみと残るゴミ。
まるでごみサバイバル。
なんとなくSNSにつぶやいきを投稿する。
ある研究者からアクセスがあり、"分析させてほしい"とのメッセージだった。
それはこちらとしては非常にありがたいこと、早速、分析の依頼をしたのである。
分析開始
「呪文」文字の言葉には二つの意味があることを突き止める。
"だるまさんがうれしい・よろこぶ・あいさつ・ありがとう"などは、喜びを与え、事故消滅を誘発する可能性があると、いうことである。
喜びいがいの感情"怒り・悲しい・切ない・残念"など、ネガティブ感情は、ごみクローンの増殖を促す可能性がある、ということである。
人の感情に反応して増殖・消滅を繰り返す「感情型生命体」であることが解明される。
新たな発見に対策を立て、クローン消滅を導く作戦。
再びごみとの戦いに挑むこととなる。
ごみ拾いだけでは、不十分なのだ。
独りの活動だけではどうにもできないのである。
住人一人ひとりの心と行動と意識を1つにする必要があるのだ。
脂川は、公民館や、集会所、学校など、掲示をしていただける依頼に出向いたり、電話で、依頼したり行動を起こす。
飲食店や、スーパーにも依頼する。もちろん断られることもあり、結局50くらいのうち、半分くらいに承諾を得た。
"一人ひとりの意識と心がけでごみゼロの街をつくりましょう"
というメッセージを掲げたのである。




