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51.寒い土

「即興小説トレーニング」にてお題を頂いて書いております。

お題:寒い土 必須要素:2000字以上3000字以内

 冗談も大概にしてほしい。

 15分以内に2000字以上3000字以内で収めろなんて、ただでさえ遅筆の人間が達成できるような条件ではない。

 たとえいまの季節でも、夜に素足で大地の上に立っていると足が冷える。まだまだ寒い日は続きそうだ。


 そういえばこの前夢を見ました。

 子どもの頃に若返りした状態で、大好きだったゲームソフトがどこにもないということから始まるのです。


「エフエフ4がないんだけど!」

「5と6はあるよ」

「4だよ!」


 私はやけに切れ気味であちこち探しますが見つからない。よりによって4がないなんてこの世の終わりだと思いつつも、ふと押し入れを漁るとあっさり見つかるのでした。


 そして気が付けば年をとり、大学卒業後ぐらいの状態で登場します。


「どうしてこの前の大会だめだったんだよ!」


 またしても私は切れ気味で登場します。OBとしてサークルに顔を出し、先日の大会で不本意な結果になったことに大して激怒しているようです。

 そんな切れやすい人間ではなかったはずなのですが、はたから見たら私はこんなにも怒りっぽい人間だったのかもしれません。深層心理です。


「たしかになんで?」


 同じく私と一緒にきた同期も問い詰めます。でもこいつは小学校の同期であって大学の頃にはいなかったはず。


「いや、いろいろあって駄目だったんですよ」


 そう言って後輩は反省文と振り返りが書かれた十数枚分にも及ぶ原稿用紙を渡してきました。


「ああじゃあ仕方ないね」


 あっさり私達は引き下がりました。


「そういやその大会にいたお客さんから、先輩にこれ渡してほしいって」


 そう言って後輩は私に大きな紙包みをくれました。中身はチョコレートでした。


「え、マジ? 俺のファンなの?」


 私は思わずにやつきます。なんだよもーだったら当日にも顔を出せばよかったなあと後悔していたのですが。


「すみません嘘です、それうちらが先輩騙そうとして買ったやつです」


 ニヤニヤしながら後輩に嘘つかれました。

 私の顔は赤くなり、ギャグ漫画のようにそのくそったれな後輩に飛びつきました。両脚は後輩の背中に巻き付き、上半身をめいっぱい使って頭を締めていました。こんなアグレッシプなこと現実ではできません。


「お前、お前!!」


 言葉にならない怒りが振りまかれていました。

 そしてよくよく冷静になって後輩から離れます。


「もしかして前に俺が言ったあのフリのことをいま再現してるわけだ!」

「そうそういうこと」


 どういうことだかわけがわかりません。やるなよやるなよ! という前フリを以前から仕込んでいたようです。


 そしてまた若返り、今度は親戚が私の家に遊びに来るのでバス停まで迎えにいきます。

 なのに何故か私はバスに乗って親戚と一緒にどこかに向かっているのです。

 そうしたタイミングでようやく目が覚めました。

 夢というものは本当に勝手に話が進んでいき、訳が分からない状態でも受け入れるようにしていくようです。


 そして丁度15分経ちました。いま何文字でしょうか。

 1200文字ぐらいか。800文字足りないけどもうここらで手打ちに致しましょう。

 お粗末。

ノリと勢いで書く実際に見た夢

ここしばらく夢なんて見なかったから新鮮

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