145_夢日記「宝くじ」
以前続けようとしてすぐ削除した夢日記のストックをここで垂れ流すスタイル。
二つしか書いてないのですぐに残弾尽きていくスタイル。
「おはようございます」とはっきり挨拶を言わずいつもの部屋へ静かに入ると、いたのは有名な芸人にそっくりの内村上司(仮名)一人だけだった。
部屋には椅子も机もなにもなく、黙々とぞうきんやホウキで壁や床を拭く上司。
昨日仕事を休んだ私だが、仕事場が変わったのかと都合よく察し上の階へ移動した。
案の定、上の階の部屋に同僚や先輩が数人いた。小さな机を取り囲むようにひたすらノートパソコンをカタカタ鳴らしている。私が無言で入ると一人だけ私に手を振ってくれた。
私も早速作業を開始しようと思ったのだが、みんな立って仕事をしている。椅子がないのだ。
と思ったら次の瞬間みんなパイプ椅子に座った。残念ながら私の椅子だけ用意されていない。
「あの、椅子ありますか?」
これまたとある芸人にそっくりな大木先輩(仮名)に尋ねつつ、私は二つ重ねて座っている先輩の椅子を奪っていた。
「ないよ」
先輩はそう言うが私はお構いなしに奪った椅子に座る。しかしその椅子は腐っていた。
「くそっすね」
他になにかないかと周りを見渡すと、丁度ピアノ椅子があったのでそこに腰を下ろした。ちょっと高かったのか座高を調整しつつ。
「これでいいです」
「そういや今日山田さんと同じ名前の人が宝くじに当たってたのテレビ発表で見たんですよ」
同僚の女性が突拍子もなくそう言った。山田(仮名)とは私の名前だ。
「名前と苗字が反対だったから別人だと思うんですけど字が同じでした」
おそらく当選者発表欄に「太郎 山田」と表示されていたのだろう。それにしても最近はテレビでも当選者の発表を行うのだろうか。しかしどうして本名を晒されるのだろう。
「名前はどんな漢字ですか?」
実は心当たりがある私は、同僚女性に詳しく聞いてみた。
「太いって書いて焼きそばに点を付けたみたいなやつです」
わけがわからないが不思議とそれで太郎(仮名)と察した私は、どこからともなく押し入れからゴソゴソととある袋を取り出した。
「これで椅子でも買いましょう」
当選額十万円の宝くじを見せつけると、職場は大いに盛り上がりそこで起きた。
終始わけがわからない。
夢自体はまだ覚えているのがいくつかあるのでそれも足しにしよう。




