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10.潔白な屍

「即興小説トレーニング」にてお題を頂いて書いております。

お題:潔白な屍 必須要素:外国語・外来語禁止

 彼は真面目な人だった。善行を心がけ、困っている人を見過ごせない聖人君子のような。

 なのに私は、そんな彼を殺してしまった。


「あなたが悪かったんだから、しかたないじゃない」


 言い聞かせるように、彼の亡骸を前に私はそう呟く。自分の行いが間違っていないと言葉で表しても体は言うことをきかない。

 私の体は、自分の行った結果に対して酷く震えていた。


「だって、あなたが、私を、裏切って」


 私の右手からするりと落ちる包丁。

 そうだ、私は悪くない。彼が悪い、彼のせいなんだ。

 私が彼を亡き者にした理由は、ただ一つ。

 私以外に女の気配がしたからだ。

 突如、電話が鳴り響く。私は驚きながらもおそるおそる受話器を取った。


「……もしもし」


 電話越しに聞こえた声は、女の声。

 こいつが、彼の。


「悪いけど、彼はもともと私の物だから」


 もう後には引けない。虚勢を張って相手を罵りながら会話を続けていく。

 相手からすれば何が起きているのかわからないだろう。

 だけど、もういいのだ。


「もうあなたが彼に会える日はこないわ、じゃあね」


 強制的に電話を切り、私は思わず高笑いをする。


 彼を初めて見つけたのは三年前。道端で転んでしまったおじいさんに、彼だけが手を差し伸べていた。

 優しくて、甘い笑顔。それから私は夢中だった。

 ずっとずっと彼を見ていた。いつだって優しくて美しい心を持つ彼にずっと惹かれていた。

 なのに。

 なのに!


「私以外の女と関わるなんて、罪深いにもほどがあるわ」


 唯一の悪行をしでしかした彼に、私は天罰を下した。

 最後の最後で、黒く染まってしまった彼。

 だけどもう大丈夫。

 私もずっとそばにいるから。

わかりづらすぎる。

説明するにも上手く説明できん。

そして多分外来語は含んでいないはず。

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