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なろうはグラブル(間違いだけど言い過ぎじゃないよ)

 ※今回はwikipediaからの引用があります。





 みなさん、異世界転生してますか?

 まあしててもしてなくても、今回は目下転生前の現世の話ですので特に関係ない事ですし一旦忘れてください。



 今回は……なろうはグラブル、という事について……お話しますああっスマホ投げないで当たり所によっては転生しちゃう!


 なろうに載ってる小説というのは多少面白い分類に入る物でもグラブルとは格が違いすぎるしあり得ないことだろボケッ!謝れ!ア●メして謝れ!という風に、まあ多分なろうとかその他小説サイトのヘビーユーザーでも素直に思う事でしょう。感覚の話ですし個人差はあると思いますが。

 確かにそれも真理です。


「作品そのものの面白さ」という一点においては。


 ええっ?じゃあ面白さ以外に何か評価の際比較対象となる点ってあるのかよ奥さん!とお思いのあなた。………………あるんです。あるんですよ奥さん。

 確かにその作品の面白さと言うのは、作品そのものに注目する限り最重要以外の何者でもないステータスと言っていいでしょう。

 しかしここでちょっと視点を広い所にずらしますずらしまーす。


 それが存在する文化、そして文化が存在を許される社会のところまで来てしまいました。そしてなろうとグラブルが社会の中で共通する立ち位置と言うのに注目します。

 まあおそらく、エンタメとか娯楽作品とかそんなところでしょう。


 では、社会におけるエンタメ娯楽って、何?



 私が思うに、その本質は「福祉」です。



 福祉をwikipediaで引くと「すべての市民に最低限の幸福と社会的援助を提供するという理念」と出てきます。

 真っ先に生活保護とか障がい者年金みたいな単語が頭に思い浮かぶと思いますが、そうではありません。これはインフラの整備やある産業の発展なんかも含まれるんです。だって対象は障がい者とかの特定の層じゃなく「()()()()()()」なんですし、社会福祉の供給主体は「家族」「政府」「市場」となっているんですから。

 例えば目の悪い人が気軽にメガネを買える社会となっているのも福祉の達成だし、ブサイクすぎて出会いがないけど風俗で可愛い姉ちゃんと気持ちいいことができる状況が維持されてるのも福祉と言っていいでしょう。


 そしてエンタメ娯楽が与えるものは「面白さ」。

 これが福祉という観点で提供されるものは「面白さ受容能力に問題を抱えた人々にとっても面白い体験」と言った所でしょうか。この面白さ受容能力障害と言うのは、働きすぎたりストレスでクタクタになってるようなその辺に一杯いる人々が普通に持ってしまっている相当一般的な問題です。現代病みたいな言い方が適切でしょうか?


 ……そろそろ客席の方から「で、いつなろう小説がグラブルに勝つんだよボケェ」と黄色い液体が入ったペットボトルが飛んできそうですが……勝てるわけないでしょう。プロの中のプロ集団が頭と技術捻ってアップデートやコラボを繰り返す大好評のシロモノに個人の素人が。

 一兵卒で挑む限りは。



 というわけで、我々の群れとしての強さを見せるのです(主題歌)。



 なんでえ質で勝てないから数かよダッセエ!とお思いのあなた。戦いは数だよ兄貴。というか正確に言えばそもそも戦ってないですし、今回のテーマは「福祉という観点でなろう小説はグラブルに負けてない」という説明に過ぎないんですからね。……あ、全部言っちゃった。



 グラブルみたいなスマホゲーは、課金すればお金が溶けるしそうでなくとも時間が溶けるというのが世間的な評価です。この時間が溶けるというのが重要で、言い換えれば暇つぶしに最適という事になります。

 またなろう小説もその膨大なコンテンツ量により暇つぶしに最適です。恐らくは一生かけても追いきれないでしょう……そもそも一人が一日に読めるであろう量より日ごとの全投稿量の方がはるかに多いんですからね。

 で、暇つぶしに必要な面白さと言うのはそこまで高くありません。先述の面白さ受容能力が摩耗し切った人々がなんとな~く面白い風な雰囲気を味わえる程度で良いんです。話がある、展開がある、先の展開が気になる。それで時間が過ぎていくのです。むしろグラブルみたいに練ったシナリオが過剰なぐらいですし、そこを運営も知っているのかイベントどころかバトルをキンクリして報酬だけもらえるスキップ機能みたいなのもありますし。

 概念的にもはやクッキークリッカーに近くないですかね……?





 ――さてまだ福祉という概念に得心がゆかぬあなた。


 想像してみてください。

 病院の中、重い病気でベッドから身動きすら取れない。

 訪ねて来る家族や友人もまばら。

 病気がただひたすら苦しく、もし余命宣告でも受けたならその精神状態たるや。

 それでいてテレビはどこも同じようなクソ内容で暇だけはある。


 そんなとき、手元にスマホが一台。


 取り敢えず、現状の気を紛らわすという一点に関しては神器と言っても過言ではない程のものが、そのたった一台の薄っぺらい機械によって提供される事は疑いようがありません。

 そりゃ望月冬夜君も異世界のお供にスマホを選ぶと言う物です。エンタメを楽しむ暇つぶし用途では使ってないみたいですが。


 スマホで気軽にネットが楽しめる時代以前の入院生活とか想像したくもないですね。紙の漫画とか小説とか雑誌とかなくもないですが、物理的お財布的に限界がありますし。なお私は子どもの頃肺炎か何かで入院した事があるはずですがまるっきり覚えていません。地獄の様に暇だったのは何となく覚えていますけどね。




 さてそんなわけで色々言ってきましたが、ここで聡明かつ賢明で来世は賢者のジョブが得られる予定の皆さまに置かれましてははたと気が付いておられる事でしょう。

「暇つぶしだったら動画サイトとかでもおんなじじゃね?」と。


 ハイソノトオリデスカエスコトバモゴザイマセン。


 しかし小説と動画では、一本作り上げるのにかかる手間と時間が文字通り桁違い。小説一話を読む時間とボカロオリジナル曲一曲フルサイズの時間が大体3~5分(もっと長いのとか短いのもあるけどアベレージ的に)として、それを作り上げるのに必要なものが少なく見積もって数倍と余りにも違いすぎます。

 ゲーム実況とかでもやはりそうなんです。


 小説は、作るための手間が他の娯楽作品と比べて圧倒的に少ないんです。

(ちゃんと取材に行った場合とか言葉を吟味しすぎる人は置いといて)

 別の言葉に直すと、「暇つぶしに適したエンタメと言う『福祉』を最も高速でばら撒いている」のがなろう小説的なるものである、という事です。


 その意味では、チラッと読んだことあるけど個人的にはハナクソに挟まった鼻毛ほども面白くなかった●yamuさんのなろう小説でさえもぼくは敬意を表するッ!というものです。

 だって無料のコンテンツって、最大の受益者はそれをただ楽しむだけの人なんですから。創作してるとなんかもう苦しさとかつらい成分が強すぎるんですよ。●yamuさんは、まあ曲がりなりにもそれをしたんですから。


 それに動画だとギガを大量消費するのも小説のかなりの優位点です。


 というわけで「福祉パワーの点においてなろう=グラブル」と言う説明はオレタンブンチョットダケデキタと思います。



 で、何でこんな事考えたかって?

 まあお察しの方もおられるでしょうが、ちょっと最近病院にお世話になりまして思った事なんです。あ、ぼくはあと数十年は生きますよ~生く生くので心配はご無用です。

 まあ今回の結論としましては。





 作る手間という点で群を抜いているゲーム作者は大体ぶっ壊れてる人だらけな事と、

 デカ目の病院全部Wi-Fi導入しろクソが!という感じでしょうか。

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