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サイ

 アパートの一室でナンは本を読んでいた


 プログラミング関係の本だ


 彼女にとって


 その本は難しすぎた


 ナンは本を閉じてため息をついた


 その時


 ナンのメタが光った


 誰からだろう


 ナンはメタを開いた


 メタの画面に色黒の男の顔が映し出された


 男は言った


 「ナン、用があるんだ、今から俺のアパートまで来てくれ」


 ナンはびっくりした


 「何、いきなりアパートに来てくれって、謝るなら今ここで十分よ」


 とナン


 「謝りたいわけじゃない、俺の方が戦ったら強いのは本当だと思う」


 と男


 「別にあなたと勝負する気はないけど」


 とナン


 「これを見ろ」


 と男は言った


 メタの画面に縛られたザ・マンが映し出された


 「何やってるの」


 ナンはびっくりして尋ねた


 「ザマンを助けたければ俺のアパートまで来い」


 「一人で来いよ、さもないとザ・マンがどうなっても知らないからな」


 と男は言った


 「サイ、あんたこれ犯罪よ」


 ナンは言った


 「今の時代、力がすべてさ」


 とサイは言った


 「とにかくナン、俺のアパートに来い、わかったな」


 とサイは言った


 次の瞬間、メタが光り


 メタの表面が、いつもの銀色の盤に戻った


 ナンは考えた


 (ザ・マンを助けるにはどうしたらいいだろうか


 サイはザ・マンを人質にとるに決まっている)


 だが、ナンは行かなければ絶対後悔すると思った


 ナンはファイティングポーズをとり


 パンチを数発繰り出した


 (よし、これなら勝てる)


 ナンはサイのアパートに向かった



 




 









 」






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