表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/9

丸伍


これから、どうシャルロッテの元へ行こうか、俺は、迷っていた

クラスメイト達は歓迎され、さっきは別の部屋にいたシャルロッテじゃない王女と別の部屋で食事をしながら騒いでいる。


自分達にこれから起こることも知らないで。

なんて、馬鹿な奴らなんだろう、笑えてくる。

俺は、その場からさらっと抜け出して考えていた。


俺は、存在感が薄いというよりもクラスに存在さえな無かったので、裏で何をしてもバレない。


何十分か考えた結果、智叡スキルで玉座の現状をリアルタイムで把握し、スキが出来たら、忍び込むことにした。


でも、シャルロッテ、何でもって言ってたな。

もしかしたら、未来予知とか使えるんじゃね?


(智叡スキルの何でもって、例えば?)


《例えば、那久様の言っていた未来予知はもちろん、それに、スキルの超簡単取得情報や相手の弱点など、全ての情報をお教え出来ます。》


(じゃあ、玉座の下に誰にも見付からずに行く方法は?)


《それは、今から20分後の27時46分に玉座に行き、玉座の後ろにあるボタンを押すと玉座が動き、地下への階段が現れます。

その階段を下れば、シャルロッテ様の元へ着きます。

玉座の元の位置の戻し方は玉座の隣にある床にボタンがあります。》


でも、なんで閉じ込められたんだろう?

あんなに美少女で頭もキレそうだったのに。

まぁシャルロッテ以外の奴の過去だったら、とっくに見てるし、シャルロッテには、その時を待って、自分から話してもらおう。


そういや俺、この世界のことあんま知らないな。


(この世界の基本的な情報をできるだけ、最小限に教えて)


《この世界「モルデア」は、まず、5つの種族に分かれていて対立による戦争や内乱が繰り返されています。

Lvの上限は無くて、魔法は大本の5属性火、水、木、光、闇にはLv10までレベルがあります。5属性以外の魔法はレベルがありません。

魔法は、だいたい才能に努力を兼ね備えるとレベルが上がります。

スキルは、取得すればよく、レベルはありません。

スキルは、例えばスキル欄は変わりませんが、

アクションスキルで言えば、剣術、体術など、

パッシブスキルで言えば、鑑定、魔力操作などです。

職業などでスキルは取得出来ることもあります。》


ふぅん、こんなもんなんだ。


まぁ、まずシャルロッテ救出から行こう。


そして、決行のときが来た。

ささっと、玉座の間に忍び込むとボタンを押す。

すると、ガガガガガガガガと音をたてながら、ズレていく。


玉座の下には、明るみのない階段があった。


「よしっ!」


自分に気合いを入れる。


シャルロッテ、今助けてやるからな!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ