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丸壱

初投稿です

欲望が入っています

気にしないでおくれ


ある空間にいる一人の青年が言った


「予定通り」


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


彩冬(さいとう) 那久(なぐ)は、いつも通り机に突っ伏して、寝たふりをする

那久が通う学校は、割と頭が良いのに調子にのったうるさい奴らが多いのだ


(五月蝿い!俺は朝の静かな時間が好きなのに)


と、思っていると


「席につけー

ホームルーム、始めるぞー」


と、担任が教室に入ってくる

勿論、那久は興味を示さずに寝たふりをしている


「今日は転校生の紹介をする」


いきなり、教室が騒がしくなる


(耳塞ご)


と、那久は諦めるのだった

転校生が教室に入って来て、那久と担任以外が騒然とする

なぜなら、超絶金髪美人だからである


「シャルロッテです

突然ですが、皆様は異世界に行ってもらいます」


シャルロッテが言い放った瞬間、教室に大きな魔法陣が展開された


「それでは皆様、ごきげんよう」


そして、クラスメイト達と担任は消えていった

目をつぶっていた那久はいきなり静まった教室に不信感を抱きながらもおずおずと目を開ける


「は?」


何が起こったのか分からずに、那久は言った

すると、黒板の前に立っているシャルロッテに気が付く


「誰だ、お前」


耳を塞ぎ、自己紹介を聞いていなかった那久は名前を聞く


「私は、シャルロッテ

あなたのクラスメイトと担任は、私がこの世界でいう異世界に転移させたわ。」


那久はクラスメイト達に興味がないので、驚いたが悲しみはしなかった


シャルロッテが言う


「まぁ、あなたも異世界に行くんだけど」



いつもの様に登校し、いつもの様に終わるはずの日常は、軽々壊れるのを、那久は知っている。

だから、この状況でも落ち着いて冷静に判断出来ると、思っていたら、実際はこうだった


「マジかよ…」

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