第一夜・少女のアリカ-6-
前回からの続きです。
「んぁ……はぁ、強引なのもいいけど……」
「……え?」
僕の疑問は一瞬。
「やさしく、ね?」
それだけ考えれば十分すぎた。彼女の言葉が、僕の心を後押しする。
「……っ」
もう一度。
今度は目を閉じゆっくりと、やさしく同時に重ね合わせる。
すっと強張っていたアリカの肩から力が抜け、僕たちの身体はより密着した。
おかげで胸の少し下辺りに、小さめな二個の膨らみが当たる。
ブラウス越しからでも、やわらかさがしっかり伝わってきた。
段々と僕の体から力が抜けていく。
強引したときと違い、触れ合せているだけなのに想像していたよりも甘く、彼女と心が繋がるようだった。
「……ん、ふぁ……」
僕の首元に彼女の腕が回される。頬を赤らめた彼女の顔は、もっと求めているかのように見える。
触れ合せるだけの行為から、僕は口を塞ぐように唇を押しあて、彼女の口内に舌を入れ込む。
粘性の湿った舌は身をうねらせ、熱く絡み合う。
没頭するあまり、この世界には僕とアリカしかいないと思えるほどだった。
「ぁ……おに、いちゃ……あっん」
「はぁ、アリ……カ……んむ」
そのまま歯の裏側に舌を滑り込ませると、僕は彼女の中を思うままに支配する。
蜜のようにねっとりとした唾液が白く濁り、口の端を伝って零れていく。
少しだけ、ミルクキャンディのような甘い味がした。