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恋をする  作者: 喜楽直人
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ロマンスの日



 休日の、のんびりとした午後。

 夫に淹れて貰ったこだわりの珈琲を片手にTVをつけると、古いドラマが流れた。


 人通りの多い街中で、男優が、大きな薔薇の花束を捧げて「結婚してください!」と叫ぶ。

 サプライズにしても、あの薔薇はどこから持ってきたんだとか、断られるとは一切思ってないのかとかいろいろとツッコミたくなる。


「こういうの、無理」

「わかる。無理だよなぁ」


 思わず溢れた呟きに同意して貰えるだけで、なんでこんなに心が温かくなるのか。


「だよねぇ。無理すぎ!」


 調子に乗って、笑って言った。


「こんなの、ロマンチック過ぎだよね。薔薇の花束買うのも無理、恥ずかしすぎる」

「恥ずかしいよねぇ。昭和かってツッコんじゃいそう」


「え、昭和?」

「え、ロマンチック?」


 夫婦であっても、所詮は男と女。

 ロマンチックの定義は、どうやら重ならないものらしい。



#ロマンスの日


6月19日はロマンスの日だそうですぞ。


 

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