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恋をする  作者: 喜楽直人
23/26

兄の日*



「”おにいちゃん”って呼んでみて」

「はぁ? なにそれキッショ」



 どうやら悪友どもにいかに妹というものが尊い存在かと自慢されたらしい。


 阿呆か。実際に兄を持つ友人たちは皆、「あんな不潔な存在ゆるさん」だの「最低のエロ魔人」だのと、陰で兄たちを蛇蝎のごとく貶しているっつーの。


 何か買って貰う時だけだからな、彼女らが兄を褒めるのは。



「彼氏のお願いに対してキツイね、お前」

「きしょいものはきっしょいのよ」


 思いっ切りすげなくしたのに。

 それでも諦めないで、「一回だけでいいから!」なぁんて。

 可愛く、何度も何度も強請るから。


 本当に一回だけだからね、聞き逃しても知らないんだから。



「お、おにい」

「うわっ。ホントに言った!」


 思わず手が出ちゃった私は悪くない。





#兄の日 #140字小説


6月6日は兄の日なんですってー



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