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恋をする  作者: 喜楽直人
10/26

苗字の日



「なぁ。どっちにしようか」


 一緒にいることに慣れきっていた、何でもない日曜日の朝、というには少し遅い時間。


 主語も選択肢も一切ない問い掛けに、遅めの朝ごはんかお昼ご飯を兼ねたブランチのメニューでも聞かれたのかと思って、問い掛けに問い掛けで答えた。


「なにを?」


 少し間があって。


 あー、私こそなにか選択肢を上げるべきだったかとしばし思案した。


 でもそもそもパンは買ってこないとないし、ごはんは炊かなくちゃ食べられない。

 うん。外食一択だな。


 どちらにしろ、着替えなくてはいけないみたいだと結論を出したところで、そっぽを向いた誠さんが、主語を口にした。


「……みょ、みょうじ?」


 ……


「やだ、それってもしかしてプロポーズの続きの話? ついに具体的にしちゃう感じ?? うわっ。真っ赤だ。照れてる!」


 歳上の恋人があまりにも可愛らしすぎて困る。つい揶揄う。


「そんなこと言って。夏巳も顔真っ赤だぞ」


 言われて、黙る。


 うん、自覚してる。顔が熱い。というか、指先まで熱いかも。



「だって」

「なぁ」


 お互いに、顔を見合わせ笑い合う。



「姓名判断してさ。ふたりの運が良くなる方にしよ?」





#苗字の日





9月19日は苗字の日なんですってー



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