First breaking time
今日何したかと聞かれた
大したことしてないよと答えた
貴方はそれ以降話すのをやめた
体の中を吹き荒ぶ冷たい風を浴びながら
暖かい物を食べたいと思った
一ノ章 ブレイキングタイム
「クッソ!また死んだ!!」
某有名死にゲーをやりながら、テンプレのような悪態をついた
よくあるだろ、序盤でアイテム欲しさに突っ込んでまだ来てはダメな場所で即死すること
馬鹿げてる、這うような遅さで確実に実力をつけていくのが正攻法だろうが。
……なんてことを呟いているうちに明るくなってしまった。
「……休日で良かった……」
差し込む朝日が〜…なんて、テンプレートな出だしは使わないけど……朝が来た。
このまま二度寝を決め込むか、割り切って朝のコーヒータイムを始めるか悩んだけど
今日は少しやる事があるから僕は、後者を選んだ。
時刻は6時を回ったところ。親父はまだ寝てる、夜中に起きた形跡があるから
あまり寝付けなかったのだろう。自分は全く眠れなかったが。
いつものように僕の朝は始まる。電気ケトルに水を注ぎ、沸かしている間に
豆を挽く。やり慣れた動作だけど、適当にやると不味くなるから
適度に慎重に。BGMでも流そうか迷ったけど、まだ寝てる同居人がいるから、
やめておこう。
外は、少しだけ風が強い。建物の構造上のせいか、風が吹くと少し揺れる。
引っ越してきた頃は、そのせいで寝付けなかった。
「もう五ヶ月も経ったのか」
……時間が経つのは早いものだ。
西尾維新の物語シリーズを読みながら、心地よい時間は進んでいく。
最初は猿でもわかるような本だと勝手に思っていたが、予想以上に
読みづらい。これなら、漆原友紀の蟲師を読もうか迷ってしまう。
友達に蟲師を何度か勧めたが、絶賛の声はあまり上がらなかった。
自分は面白いと思うのだが。
こう語ってみようか。「私は、文を綴ることに関してはど素人なのだ!!」
多分実際に殺されるぐらいのバッシングを受けるやもしれん
私はこうして、頭の中の情報を逐一文に書き起こさないと
リミットブレイクして、あたり一面を汚くしてしまうのだ。
はい第2ページ。
かぁくことがありまへんっっっっ
そんなこと言ってるうちにファッキンモスキートの出る季節になってしまった。